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『むすび』

 観ました!『君の名は。』

言わずと知れた、今、老若男女に人気のある新海誠監督、原作のアニメーション映画です。

ここではストーリーは横に置いておきますが、私には主人公の女の子のお婆ちゃまが言っていた言葉が

とても印象的でした。

「土地の氏神様のことをな、古い言葉で産霊(むすび)って呼ぶんやさ。この言葉には、いくつもの

深いふかーい意味がある」

「糸を繋げることもムスビ、人を繋げることもムスビ、時間が流れることもムスビ、ぜんぶ同じ言葉を

使う。それは神さまの呼び名であり、神さまの力や。ー(略)」

「よりあつまって形を作り、捻れて絡まって、時には戻って、途切れ、またつながり。それが組紐。

それが時間。それがムスビ」

「(略)水でも、米でも、酒でも、なにかを体に入れる行いもまた、ムスビと言う。体に入ったもんは、

魂とムスビつくで。ー(略)」

 実は日本の精神文化の「おもてなし」「礼儀作法(マナー)」は、この産霊の信仰が核になっています。

古来、日本人が非常に大切にしている思想が、このように高校生主人公のアニメーション映画の中に、

さりげなく織り込まれているところに私は感激し、この『むすび』を改めて感じざるを得ませんでした。

 人と人との繋がり、時の流れ、感謝の気持ち・・これからも大切にしたい奥深い『むすび』です。