読書

 今日はとても冷え込む1日でした。いわきは午後から雨が降り始め、雨の打つ音が一層冷たさを強調

しているようにも思えて、温かい飲み物にホッと致します。

このような時はココアでも飲みながらゆっくりと読書をしていたいのですが、なかなかそうもいかないのが

現実です。でもその点、子どもたちは自由ですね。生徒さんの中に、本がとても好きな子がいて、今日も

教室内の本をお家に持って帰っていきました。英語絵本、日本語の本、図鑑など、教室内のものは貸し出し

自由にしてあるのです。

本。あの小さな物の中で大きな世界が広がり、喜怒哀楽がたくさん詰まっていています。実世界では体験

できないことを、いくらでも経験することができ、それだけ心を動かされ、人生が深くなっていく読書。

出来れば小さいうちからその喜びを知って欲しいと思います。

 今の私はというと、本はたくさん読みますが、もっぱら斜め読みで、読書を楽しむという時間が無く、

寂しいところです。「忙」という字は心を亡くす、と書きます。生活に追われ、仕事に追われ、慌ただしく

過ぎていく時間だけのままでいると、やはり何か大切なことを忘れてしまうような気がします。

心を大切にし、ゆったりと本のページをめくりながら、ちょっと別の世界へ旅する時間、何とか作りたい

と思うこの頃です。

2024年4月
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