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 マリー・アントワネット展

 六本木ヒルズの森アーツセンターギャラリーで開催されている『マリー・アントワネット展』を見に

行って参りました。

 マリー・アントワネットが結婚後フランス革命までの20年間を過ごしたヴェルサイユ宮殿が、日本で

初めて企画・監修を行い、様々な肖像画や絵画、彼女が愛用した食器や家具など、200点ほどが集められ、

とても見応えのある展示でした。

 オーストリア大公マリア・テレジアの15番目の子として生まれたマリー・アントワネットは、とても

のびのびとした環境で育ちましたが、彼女がわずか14歳の時、1770年に当時のフランス王太子(のちの

ルイ16世)のもとに嫁ぎ、人生が一転します。パリの最新流行を取り入れ、ファッションリーダーの

ように斬新な髪型や美しい装い、そして時に作法にこだわらないシンプルなドレス、彼女のセンスが細部

にまで反映された室内装飾品など、王妃としての栄華とその後の37歳で人生の幕を閉じることになる悲劇

までの愛用品や、絵画、宮殿内のプライベートルームの再現は、私たちがその時代を体感できるような

素晴らしい空間で、息を飲むほどです。

中でも印象的だったのは、マリー・アントワネットが母マリア・テレジアに贈った『日本』という名の

ついた伊万里焼から想を得ているセーブル磁器と、美術市場で買い集めたという蒔絵が施された日本の

漆器です。宮殿には70点を超えるコレクションがあるというのには驚きでした。

本などで読むのとはまた異なり、実物を見ることができ、とても楽しいひとときとなりました。

まだまだ来年2月まで開催されていますので、お時間のある方は是非、足を運んでみてくださいませ。