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 ときめく

 今更ながら、違いを改めて認識した言葉がありました。『ときめく』。ひらがなで書く「ときめく」と

感じを使う「時めく」があります。文字だけを見た時、ん?違いって?と思い、広辞苑で調べてみて納得

です。

「ときめく」喜びや期待のために胸がどきどきする。〔喜びに心がときめく〕

「時めく」よい時機にあって栄える。時を得て当時の世にもてはやされる。〔今を時めく人気スター〕

どちらも日常的に使いますが、異なる言葉ですね。

「時めく」は源氏物語、まず初めの[桐壺]の「いづれの御時にか、女御、更衣あまた候ひ給ひける中に

いとやむごとなき際にはあらぬが、すぐれて時めき給ふありけり」という、どなたもが古典で習い、暗唱

した覚えがある方も多いと思いますこの出だしの部分に使われ、時を経た現在でもほとんど同じ意味で

使われている珍しい言葉です。

(現代語訳:どの帝の御世であったか、女御や更衣が大勢お仕えなさっていた中に、たいした高貴な身分

ではない方で、ひときわ時めいて帝の寵愛を集めた人がいらっしゃいました。)

 人の心をときめかせる程の時代の寵児。今を時めく人は、輝いていて素敵ですね。

でも「時めく」人にはなれなくても、「ときめく」心を持つことはどなたでも出来ます。

そのような純粋な心。いつまでも持ち続けていることも素敵です。

(昨日お伝えしました本日の私の暗唱テストは、諸事情により来月に持ち越しとなり、ちょっとホッと

致しましたが、1ヶ月間また毎日ブツブツと唱えながら完璧にしたいと思います。)