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 色を感じる

 「私はスカーレット(緋色)とクリムスン(深紅色)の違いがわかります。オレンジとグレープフルーツ

の匂いは同じではないからです。私はまた、色には濃淡があることも、濃淡がどんなものであるかもわかり

ます。匂いや味にも濃淡があるからです。・・・・連想の力が私に、白は高尚で、混じりけがないとか、

緑は生命力に富むとか、赤は愛や恥じらいや力を暗示すると言わせます。」

ヘレンケラーの自伝『わたしの住む世界「The World I live In」』の中で、彼女が微妙な色調の違いも、

目が見える人以上に敏感に感じ取っていたこたが記されています。

色は心と身体に影響を及ぼす波動なので、皮膚や体全体で色の波動を感じ、色の世界を享受しているの

です。人間の感覚は素晴らしいですね。

 本日、友人のお教室(Mom-style)でテーブル用のプリザーブドフラワーをアレンジさせて頂きました時

色選びに少々迷いました。同じ赤やピンクの薔薇でも明度や彩度の違いで様々です。落ち着きを求めている

時はやはり落ち着いた色を好みます。ゴールドを加えて少々華やかにし、クリスマスっぽくなりました。

 ヘレンケラーはこれを前にした時、どのような感覚になるのかしら。このワインレッドの薔薇の色を

感じることが出来るのかしら。

私も目を閉じてみました。一度目を閉じると、改めて丁寧に、その色を感じることが出来るような気が

致します。