学ぶということ

 私が大学生の頃、父がくれた本の中に、教育哲学者、林竹二氏の

『学ぶということ』というものがありました。

私にとってそれは、強烈な印象を残し、今でもなお

学びというものは、こういうことだと思っております。

それはとてもシンプル。

「学んだことの証しはただ1つで、何かが変わることである。」

 学ぶというのは知識を覚えるということだけではなく、

物事や自分自身について、より深く考え、その思考の過程で

今までとは違う新しい何かが、自分自身の中に芽生える、

ということなのだと思います。

 本日は、朝から夜まで、ずっとレッスン通しの1日でした。

小学生から、60代の大人の方まで、学びにいらして頂きまして、

本当に有り難く思います。

そして、私自身にとりましても、常に気づきや学びがあり、

その中で生まれた小さな変化がまた嬉しく、それを深める大切さを

感じております。

「学ぶとは、いつでも何かがはじまることで、

終わることのない過程に一歩踏み込むことである。」

 これから一層、学びに意欲が湧いてくる季節ですね。

2024年4月
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