子どもの英語の挨拶で、「How are you ?」
「 I’m fine , thank you. And you ?」 という昔習った定番の表現は
やめましょうということになって久しいですが、それでも、
中高生で、今でも「 I’m fine. 」と答える子がいます。
「 I’m fine.」・・・「大丈夫です。」という感じ。
実際、そのようなつもりで答えているようなのですが、若くて
エネルギーのある子たちが、「I’m fine. 大丈夫です。」と
答えると、もっと元気出して、エネルギッシュになりましょうよ、
と言いたくなります。(本当に言ったりもします・・)
何でもない挨拶ですが、本当に具合の悪い時以外は、やはり
元気よく「すごく元気です。」ととりあえず言ってみると、
その言葉によって、本当に気分が上がったりするものなのです。
そして、立っている時、歩く時、お食事をする時、お買い物の時・・。
日常的にいつも行い、あまり考えずにできる何でもない行動にこそ
情熱を込めてみると、とても前向きな気持ちになります。
もちろん、お仕事を一生懸命やることも大事です。
でも日常の習慣になっていることも一生懸命やることが大事なのです。
背筋を伸ばしてすっと立ち、前かがみにならないよう、
前を向いてしっかり歩き、何となく物を口に入れるのではなく、
味わって食べられることの幸せや、感謝の気持ちを持って頂く
ようにしていると、もっともっと人生が明るくなると思うのです。
大それたことをするわけではなく、ただ、
いつもの何でもない行動にも情熱込めるだけ。
私がとても元気なのは、そこにも秘訣があるのかもしれません。