レストランやホテルを利用し、そこを離れる時には
やはり、その後、片付けて下さる方が、気持ちよくお仕事が
できるように、また、私たちも感謝の気持ちを込めて、
きれいにしておきたいものです。
時々、食べ散らかしたままレストランを後にする方を見ると、
近くにいる私たちまでがっかりします。また、ホテルでは、
他のお部屋のことは分かりませんが、お金を支払っているから
何でも良いということではなく、使ったタオルは洗面所に、
ドライヤーは元のところへ、ベッドはきっちりとまでは
いかなくても、整えて・・と、最低限のことはするのが
マナーです。
公共のお手洗いや、その他の施設でも同様。
ある方が、「成功する人というのは、お手洗いを利用した後、
必ずきれいにしている。」とおっしゃっていたことがあります。
そこまでは良いのですが、その後が残念。
「もし汚いままだったら、自分がたとえ汚していなくても、
汚く使っていたと次の人に思われて、成功者として
恥ずかしいでしょう。」と。
ん??? そうではないんです。
自分がどう思われるかを気にするのではなく、
その後に使う方が気持ち良く利用できるように、
きれいにして出てくるのです。
自分のためではなく、次の方への思いやり。
周りの方への思いやり。
そういう他人への思いやりの輪が広がれば、
皆が公共の場を使いやすくなり、優しい社会ができてきますね。
まずは、1人1人の意識から・・。