何気なくいつも流れていて聞いている音楽、
別段、代わりばえのない環境、
いつものルーティンをこなして終わる1日・・
この「当たり前」の中で過ごしていると、
何事も、問題さえ起こらなければ、楽で、
過ごしやすいように感じられるかもしれません。
でも人間は、ずっと「当たり前」の状態でいるというのは、
実は現状維持をしているのではなく、衰退していっています。
ただでさえ、年を取っているわけですから、
少しでも、気持ちは若くいられるようにしたい、
少しでも、脳を活性化させたい、のであれば、
日常の「当たり前」を更新する必要があるわけです。
デスク周りを整え、配置を少し変えてみる。
いつもと違うジャンルの本を読んでみる。
いつもと違う道を通ってみる。
普段使わない食器を使ってみる。
殺風景なところにちょっとお花を置いてみる。
このように何でも良いので、ちょっとした工夫を
加えることで、脳に刺激が与えられ、
思いがけない気づきがあったり、
感謝の気持ちが芽生えたり、
直感を得やすくなったりするのです。
慣れ、というのはこわいもの。
時々、その慣れた「当たり前」を崩して、
新鮮な風を取り入れて参りましょう。