お相手に対する思いやりや、敬いの心を持つ時、
まずは自分自身の精神が安定していて、
心にゆとりがないといけません。
自分が満たされている状態であってこそ、
お相手に対しても、優しい気持ちを向けることが
出来るのです。
これがもし、自分が満たされていない状態で
お相手に何かをして差し上げようとすると、
ここに、ちょっとズレた依存関係が出来てしまいます。
どういうことかと言いますと・・
自分が満たされていない部分を、
お相手の笑顔や、お相手が喜んでくれるということで
満たしてしまうため、もしも喜んで貰えなかったら
何かしてあげる気持ちになれなくなってしまう、
見返りを期待してしまうようになるのです。
ですから、自分を自分自身で満たしている状態で
いることが大切。そうすれば、心から
Give and Give の気持ちでいられます。
そのために、自分自身を見つめて、自分を知り、
時々セルフケアをして自分自身を大事にし、
自分に対しても、優しく労ることがとても大切なのです。
本日は、いわき准看護学校で第2回目の講義。
「セルフコントロールの大切さ」をお伝えしました。
先週よりは声が出やすくなりましたが、今だに鼻声で、
セルフケアの重要性を言っても、ちょっと説得力がない
ような気もしますが、様々なワークもやり、とても
楽しいひとときでした。
明日も、もう1コマあるので楽しみです。