声を届かせるには「響き」を大事にする

 「声」というのは「音」であり、「響き」です。

ですから、ボソボソ・・と話すと、お相手にはなかなか

その声は届きません。はっきりとした声で、

しかもそれが「響き」のある声というのが

届く声のポイントの1つです。

「響き」があるというのは、決して、声が大きい

ということではなく、深みと広がりのある声。

 先日、ヴォイス&スピーチレッスンに、高校生の女の子が

参加してくれて、姿勢や呼吸を整えるところから

しっかりとトレーニングを致しました。

笑顔の可愛らしい彼女も、最初は小さい声だったのが、

次第に自分でも変化が分かるぐらい

「響き」のある声が出るようになって、

とても喜んでくれました。

 人の第一印象の9割は、声と表情。

見た目の印象を良くするのと同じぐらい、声にも気を配り、

少しでもお相手が心地よく、話す内容を受け取ってくれたら

コミュニケーションが、ぐっと良いものになります。

 高校生のうちから、このようなレッスンに来て下さり、

私としても、とても嬉しく思いました。

これから大学生、社会人になっていく時、

きっと大きな自信につながるはず。

そう願いながら、今後のレッスンも一層熱が入りますし、

もっともっと多くの若い子たちにも

伝えて参りたいなと思います。

2024年4月
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