久しぶりにお菓子を焼きました。
『カトル・カール』(Quatre-Quart)。
フランス語で「4分の4」という意味です。
小麦粉、バター、卵、お砂糖の4つの材料を
同じ分量ずつ使うことで、この名がつけられています。
1/4 ずつバランスよく混ざり合って、1つのお菓子が
出来上がる。 シンプルですが、好きです。
このバランスと調和が大切。
卵が分離してもうまくできません。
小麦粉がかたまってしまったら、均一に焼けません。
全てのその程よい混ざり合いで
1/4 × 4 = 1 以上の美味しさがあるのです。
人も同じ。
1人の人にそれぞれの能力、資質 役割、姿があるのなら、
それを上手に生かして、バランスをとりながら
あるべき姿を目指した時、1/4 × 4 = 1 以上のエネルギーを生み、
もし数人で、何かを作り上げていく時や、1つのことを目指すなら、
お互いの持っている得意分野を尊重し
バランスよく協調することができれば、
やはり素晴らしい物ができるはずです。
でも、シンプルに混ざり合うこと、そして形作ること。
簡単なようで、難しいのかもしれません。