カフェなどで、帰り際に、自分でカップやお皿、
トレーなどを片付けるところがありますが、
今日、そこで何人かの方たちが片付けているのを見て、
日本人って、真面目だなと改めて思いました。
プラスチック、紙類、フタ、お皿、カップ・・と
きちんと分別しますものね。
でも更に、高校生たちに感心したのが、
最後に周囲をきれいに拭いていたこと。
ちょっとしたことですし、誰が見ているわけでなくても、
(私はたまたま後方から見ていたのですが・・)
次の人が来た時に、気持ちよく使えるようにする。
さりげない心配りは、とても大切だと思うのです。
お店の人がきれいにするから自分はやらなくていい、
ではなく、自分がいたところは、次の人のために
自分できれいにしておく。
それは、どのような場所でも共通することです。
かなり前のことになりますが、ある大きなセミナーで、
その人気(なのかな?)セミナー講師が言っていたことに
私は違和感を覚えたことがありました。
リーダーになるような人は、お手洗いを使ったあとは、
必ずキレイにするものだ。
もし水しぶきなどで汚したままだったら、
次の人に、そういう人だと思われて、恥ずかしいことだ、と
おっしゃったのです。
でも私は違うと思うのです。
自分がどう思われるかではなく、考えるのは次に使う人のため。
誰も見ていないところで
誰が使うかわからないけれど、その人のために
思いやりを持ったり、心遣いができるということが
大事なのだと思うのです。
今日見かけた高校生たち、きっと素敵なレディになりますね。