何かをやらなければいけない時、
別の誘惑があったり、嫌だと思っていたりして、
実行に移すことが難しいことも勿論あります。
いつでもやる気満々なわけではないですものね。
でも、頭で考えても(思考)やる気を作り出すことは
できず、感覚(気持ち)が重要なポイントになります。
「やる気」というのは、身体感覚が良い状態、
そこから湧き上がってくる感覚で、
頭でイメージするものでも、音でも言葉でもありません。
でも、だからと言って、「やる気」がない時に
「やる気を身体でまず感じてみて下さい。」と言っても、
「やる気」をすぐに感じるのはとても難しいことです。
ですから、まずは、やる気に満ちていた時の自分の姿を
思い浮かべるとか、その時に聞いていた音楽、
好きな音楽を思い出す、ということをすると効果的。
その視覚情報、聴覚情報を経由して、
「やる気」に満ちた感覚を感じることが
できるようになります。
そこで、その感覚を思い出せば大丈夫。
あとは更に、それを終えた時の達成感などを
イメージして、行動に移してみましょう。
この暑い夏休み、やる気が失せたお子さまへの
声がけにも、言葉選びの参考にしてみて下さいませ。