流れに任せるとは・・

 時の流れに身を任せる・・とは、有名な歌にもある

ほどですから、多くの人の中にすんなりと入ってくる

言葉だと思いますが、流れに任せるって

どういうことでしょう?

自分で考えることを諦めて放棄することでしょうか。

流されるままに流れていくことでしょうか。

そうではないと思います。

 物事には、力づくてはどうにもならないことがあり、

そういう時に、時の流れ、状況の移り変わりなど、

その流れの向きや、流れ方を見ながら、

その上で、闇雲に流れに逆らわす、

もがくこともせず、慌てず、

自分というものを確認しつつ、流れとともに

自然に進んでいく。

それが流れに任せるということだと思うのです。

 だから、どのような時も自分軸があることが大事。

でも、その軸があることで、頑として岩のように

立ちすくみ、そこから動かない頑なさ、意地を張って

しまっては、視野を狭め、他に受け入れられ難い

行動をとることにもなりかねません。

 自分軸は柔らかく、しなやかに・・。

少しぶつかった壁や岩を柔軟によけながら、

流れに任せてみることが必要な時もあるのです。

たまには力を抜いて・・・。

 

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