昨日、海老蔵さんの密着番組を見ました。
普段ほとんどテレビを見ない私ですが、
歌舞伎は大好きなので、歌舞伎俳優さんが
出演されている番組は必ず録画するように
しています。でも、昨日はリアルタイムで見て、
歌舞伎という世襲を重んじる世界に生まれた方々の
宿命と覚悟をまた、改めて感じました。
中村芝翫さんがお子さま方3人と共に同時襲名を
された数年前、ご縁があってご披露の時に伺いましたが、
その覚悟と気迫、そして未来へと伝統をつなぐ
強い意志を間近で感じ、感激したのを良く覚えています。
同じように、13代目市川團十郎という大名跡を
継ぐこととなった海老蔵さんの喜びと重圧も
計り知れません。
様々な人生の出来事とその宿命というものをマイナスにして
生きていくのか、プラスに生かしていくか、
というところが大きな鍵になるのだと思います。
これは、歌舞伎の世界だけではなく、
私たちの平凡と思える世界でも同様。
自分ではどう変えることができない宿命を
前向きにとらえ、それをありのままに感謝する。
そして、不平不満を口にしながら生きるのではなく、
宿命を自分らしくプラスに生かしていくことが
とても大切です。
今年もまた日本の伝統芸能「歌舞伎」を
観に行きたいなと思います。