赤ちゃんの好奇心

 日本語レッスンをしていたドイツ出身の女性が

出産・育児のため暫くお休みしていらしたのですが

今日、久しぶりに6ヶ月になった赤ちゃんを連れて

来てくださいました。

日本語レッスンは、やはり、出来ませんでしたが、

懐かしい赤ちゃんのにおいと重さを感じて、

嬉しくなりました。

 人見知りせず、ニコニコしているから、また可愛い。

ご主人もドイツの方なので、純ドイツベビーちゃん。

でも、ママがドイツ語と英語で話しかけているので

違和感なく、私も暫く抱っこさせて頂きました。

何だかグランマになった気分です。

 彼はもう、新しい場所に連れて来られて、

あちこち興味津々。

キョロキョロと色々なところに目を向けて、

触れるものは触れてみようと、舐められるものは

舐めようとするから、本当に可愛いのです。

どれだけの情報量が脳に入ってきているのでしょうか。

見て、聞いて、嗅いで、触って、舐めて、

五感をフル活用。

この刺激が脳を活発化させ、そして溢れる好奇心により

一瞬一瞬、様々なことを吸収しながら、

学習しているのだろうなあ〜と思うと、

羨ましくなるぐらいです。

 物事を見た時、まずそれに対する思い込みの

壁を作らないで、素直に受け止めることが大事。

そこから何を学んでいくのか、というのも意識次第です。

私たちの学びも、大人になっても、いつでもどこでも

どのようなところからも得られるのですから、

日々成長できるよう、赤ちゃんの好奇心のように

偏見を持たずに様々なところに目を向けていたいと

改めて思いました。

 

 

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