我が家には、日めくりカレンダーが2種類あり、
1つはひとこと英語、もう1つは雑学王。
毎日一枚ずつなので、無理なく楽しんでいます。
雑学はまた、トピックが多岐に渡るので
とても面白いのですが、今日は、野球で
ピッチャーが投げるボールについて。
ストレートは、実は変化球の一種だということ。
力学的に前方に投げ出された物体は、
重力によって下へと引っ張られ、放物線を描きながら
落ちて行くのが自然な軌道であるのですから、
ストレートにするためには、人為的にスピンを
かけなければいけません。
バックスピンをかけることで、回りの空気からの
上向きの力を受けるため、重力が部分的に
打ち消され、結果、直球になるのです。
言われてみればそうですよね。
普通にボールが前に進めば、自然に落ちていくわけです。
そう思うと、私たちの生き方も同じだなと
改めて思います。
同じ状態で進んでいても、年は取りますし、
体力も衰えてきます。
途中でどのような環境の変化、時代の移り変わりが
あるのかもわかりません。
そのような中で、前に進み、また向上していこうと
するならば、自然に低下もしていくのだということを
ちゃんと想定していなければいけません。
そのために必要なのが、努力や向上心、
変化を受け入れる柔軟性と対応力などです。
現状に満足せず、常に進化させ、時には、
スピンをかけながら、抵抗するものに立ち向かっていく
勇気も必要なのかもしれませんね。