他人の幸せを素直に喜べない時・・

 周りの人が幸せだったり、キラキラ輝いていたり、

笑顔あふれる素敵な姿を見せてくれたら、

こちらまで、何だかとても幸せな気持ちになりますね。

プラスのエネルギーも伝染しますので、

そのような時は波動も高く、その空間にいるだけで、

気持ちがよくなります。

 でも、それは、実は自分自身もそのエネルギーを

受け取れる状態であるから共鳴しているのであって、

もし、そこで他人の幸せを何だか素直に喜べない時は、

心がほぐれていない状態、縮まっている状態、

波動も低いのかもしれません。

 そのような時出てくる感情。妬み。

それは人間が持っている本能の1つです。

「他人の不幸は蜜の味」という言葉があるのですから、

他人が幸せだととても嫉妬心が沸き起こるけれど、

その人が何かうまく行かなかったり、困ったり、

失敗したりすると、ちょっとホッとする・・

という感情が起きることも、特別なことではありません。

科学的にも証明されていることのようです。

 他人の不幸を喜ぶのは不謹慎。

他人の幸福を嫉妬するのは不道徳。

というのは人間の感情を1つの角度からしか

見ていない批評です。

 その感情が悪いのではなく、

幸せになりたいという思いが強いから、

他人にあって、自分にはない幸せが目につき、

それを見ると落ち着かず、でも冷静に理性的に

考え直すと、そういう自分が情けなくなったりするのです。

 そういう時は、そういう自分の心、感情を

そのまま受け入れること。

決して封じ込めず、今、私は羨ましいという思いが

とっても強いんだ。大丈夫、大丈夫、神様じゃない

のだから・・。と許可しましょう。

そしてそれから、次に進むこと。

 それは、自分が持っている幸せに気づくこと。

自分にあるものがありがたい、と思えた時、

その感謝の気持ちが、他人の幸せを素直に喜べる心に

結びついてきます。

あなたにも素敵なところが沢山あるのですから。

 

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