あの時、もう少し優しくしていたら・・
もっと、こういう風にやってあげていたら・・
などと、後悔することがあるのは、
その「優しさ」というものを知っているからです。
どのような人も「優しさ」に触れたことは必ずあり、
その温もりを知っているからこそ、
それをいざという時に、うまく与えられなかったり、
優しさを思うようにちゃんと伝えられなかった時に、
悔いが残ったりするのです。
どうしてうまく伝えられなかったのでしょう。
もしかしてその「優しさ」を頭だけで考えていたのかも
しれません。
「優しくしなくちゃ」とか、〇〇すべき,
と考えているだけだと、うまくいかないものです。
いつもお伝えしているように、
伝えたい優しさや愛があるならば、
まずはできるだけ、自分自身にも同じように
優しさや愛を向けましょう。
自分のことはさて置き、他人に愛を注ぐ、というのではなく、
自分のことを第一に優しくするのです。
自分自身がその優しさや愛に満ちていれば、
必ず悔いのないように、他の人にもその優しさと愛を
届けることができるはずです。
頭だけで考えたものでも、表面上のものだけでもなく、
自分の心にゆとりができて、溢れ出てきたもの。
自分の中の「心」という器にその優しさと愛を
入れたからこそ、その器が満ちて溢れたもの。
だからこそ、それは人の心を温かくし、
人はまた、それを別の人に伝えたいと思うのです。
そういう「優しさ」が広がる社会になると良いですね。
誰の中にも「優しさ」というのは必ずあるのですから。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
新刊『 夢の音読 』
~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~
出版記念トークショー&サイン会 決定!!
2020年1月25日(土)15:00~16:30
渋谷駅前 大盛堂書店にて
Amazon・全国書店にて発売中!
Amazonはこちらから→☆