先入観を持って物事を見ると、視野がとても
狭くなってしまいます。
思い込みも同じです。
A=B だという先入観や思い込みがあると、
B=C もあるのに、それが見えないためA=C にも
気づかないわけです。
「りんごは赤い。」という思い込みがあったとしたら、
本当は「赤いりんごもある。」という視点で見なくては
いけないところ、それに気づかず、
せっかくの黄色いりんごが見えなくなってしまうのです。
「◯◯はこういうものだ。」などと、一般論にして
しまっても、それ以上の思考は進みません。
一度、そのように思ってしまうと、その観念から
抜け出せなくなってしまいますので、
気をつけなくてはいけないところです。
何かを見る時に、初めから決めつけたりしては
いませんか。
何かを考えなくてはいけない時に、先入観を
持ってはいませんか。
まず、自分がニュートラルな状態でいることを
しっかりと確認して、対象となるものを
よく見てみたいですね。
偏った情報にも気をつけなくてはいけない
ところです。
本当はたくさんの事象があるのに、
恐れや不安を感じさせる情報がどうしても
多くなっている世の中ですから、
自分の目で見た確かな情報に気づき、
様々な角度から物事を見て、判断できるように
していきたいものです。
考える力というのは、そういうところからも
養われるのかもしれません。
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