柔らかみのある会話にするために「語尾」を大事にする

 今は直接会って会話するだけでなく、

オンラインでの会話も以前よりもさらに多くなり、

ビジネスでもプライベートでも、

コミュニケーションの形態は多様化していますが、

どのような形であれ、自分とお相手がいる限り、

そのコミュニケーションは心地よいものにすることが

大切です。

そしてどのような話題でも、どのようなお相手でも、

できる限りの誤解は避けたいもの。

そのためには信頼関係を築くことが重要になります。

そしてその信頼関係を築くためには大事なのは

お相手に対する思いやり。

でもその思いやり、どのように伝えたらよいのでしょうか。

うまく気持ちが伝わらないこともあるかもしれません。

 そういう時の工夫の1つが、

会話をする時に、言葉の語尾に余韻を持たせることです。

余韻を持たせることで、その発した言葉が柔らかみのある

穏やかな響きになってきます。

口から発せられた言葉というのは、発した人自身を

取り巻く空気の一部になります。

そしてその空気の一部は波動として周囲に広がっていき、

お相手や一緒にいる方々のところに届くのですから、

常に「はっきり」「ゆっくり」「丁寧に」を心がけ、

そしてその言葉の語尾に余韻を持たせてみましょう。

もし、お話の内容が暗いものではなかったとしても、

最後の言葉尻が下がると、最終的に何だかそれまでの

会話全体が暗い印象になってしまいます。

逆に優しく問いかけの文章にしてみたり、

少し語尾を上げると(上げ過ぎは要注意ですが・・)

ふんわりと余韻が漂い、会話全体の印象が

柔らかくなってきます。

 語尾は次のお話の始まりです。

穏やかな響きで終われば、次のお話に移るときに

とても落ち着いてスムーズなコミュニケーションを

取ることが出来ます。

会話の中でお相手の心やその場の雰囲気に

意外と大きく影響する「語尾」。

大事にしてみて下さいね。

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