ボランティアをするのにも自己理解が必要

 日本は物質的にも豊かで、平和であり、

生き方を国から制約されることがありません。

ですから、自分の好きなように、やりたいように、

生き方を選択することができ、また自分自身で

創造していくことができます。

ということは、生き方の責任は自分にあり、

主体的に行動していかなくてはなりません。

そして自分の使命のもと、社会との関わりを持つことで、

自分自身の存在意義を認めることができるのです。

 その中で、世の中のため、他者のために、

少しでも役に立てるようにボランティアという形で

活動できるスタイルもあるわけですが、

そのために大切なのは、まず、自分自身が社会に対して、

何をやりたくて、何ができるのか、そして社会や

困っている方達とどのように関わりたいのか、

ということを主体的に考えることです。

誰かがやっているから、とか、ボランティアをすると

社会に貢献しているような感じがするから、

などというように、周囲の影響を受けたままでいたり、

社会での体裁を考えての行動だったりしますと、

自分自身を見失うことになりかねませんので要注意です。

 まずは自分をしっかりと見ること。

自分の価値観や長所、短所、得意、不得意・・など、

自分を知り、確認してから初めて社会のために

何か自分の知識やスキル、体力などを生かして、

様々な貢献ができるのです。

そして、自分自身を満たしておくこと。

自分が充実しているからこそ、他者のために何かできる

のであり、人の役に立ち、喜ばれることで

自分を満たしてはいけません。

 日本は海外から比べると、まだまだボランティア精神が

少ないように感じます。ですから、

ボランティアが何か特別なもののように見えてしまうのかも

しれません。

そしてボランティアは、人から強制されるものではなく、

あくまでも主体的であること。でも、決して自分本位ではなく

お相手の立場になって考えることがとても大切です。

それが思いやりの精神ですね。

 ボランティアというのは様々な形があります。

私が日本在住の外国人に日本語を教えるのもボランティア。

今まで、入院している子どもたちに勉強を教えたり、

特別支援学級にお手伝いに行ったり、私にできることを

無理のない範囲でやって参りました。

自己理解をした上で、無理なくやることが大切ですね。

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