考え過ぎると答えは出てこないもの

 質問力というのはとても大切で、

他人とお話ししている時でも良い質問が出来ると

お相手の本当の思いを聞くことが出来たり、

また質問をすればお相手が話をすることになるので、

傾聴にも役立ちます。

 同じように、自分自身に対しての質問もとても大事。

質問することによって、考えが深まり、普段は気づかない

ような思いがけないことに気付いたりするわけです。

コーチングでは、そのように質問を投げかけることに

よってどんどん掘り下げていき、心の奥底にあるものを

出してきます。

 ただそれは、頭で考え過ぎると余計に答えが出てこない

場合もありますので、焦りは禁物。

こんなに質問しているのに・・と無理に答えを出そうと

しますと、余計に交感神経が優勢になって、潜在意識からの

答えを拾うことが出来なくなってしまうのです。

 答えは思いがけない時にふっと湧き出てくることも

あります。

それはやはり、その潜在意識とのアクセスが出来ている時。

心と体がリラックスしている時です。

たとえば、お風呂に入っている時や、眠りにつく時など。

 人は交感神経と副交感神経のバランスで、自律神経が

乱れないようにコントロールしています。

交感神経が働いている時は、血圧が上がり、瞳孔が開いて

心と体が興奮状態になります。

副交感神経が働いている時には、逆に血圧が下がり、

瞳孔が収縮して心拍数も減少。心と体が休んでいる状態です。

ですから、心と身体の健康を保つため、そして、ストレスを

抱え込まないために、リラックスする時間をきちんと持ち、

バランスをとることができる生活が大切なのです。

 そして、自分自身に対する質問をいつも頭の中に

置いておきますと、自分に今必要な答え、欲しい答えが

そのリラックスしている時にふっと湧いてきたりします。

「本当はどうしたいの?」

「本当はどうなっていたいの?」

「今本当にやりたいことは何?」

などと、質問を脳内に1つだけでも残しておいてみて

くださいね。

頭で考え過ぎると答えはかえって出てこなかったり

しますから・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 最新 YouTube『エクラの風』Vol.62では

「マルチタスクに潜むデメリット」のお話をしております。

時代の流れと情報のスピードの早さにより、私たちは

どうしてもマルチタスクになりがちです。

効率の良い時間の使い方を意識して過ごして参りたいですね。

是非、参考にご覧頂けましたら嬉しいです。

こちら

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 『 夢の音読 』

〜心が前に歩き出す 365日の言葉の花束〜

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 『自分を知るとうまくいく』

Amazon Kindle 電子書籍はこちらから→

 

 

 

 

2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31