国語は魅力がないの?

 新学期になってしばらく経ちますが、

学生さん達はそれぞれの新しい学年で

新しいことを学びながら、着実に成長しく段階で

また少し広がる世界を見ることができる時です。

 そして今日は日本語を教えているフィリピンの女性と

やっぱり日本語はとても難しいという話をしていて、

日本の子ども達も小学生の頃から何度も何度も漢字の

練習をしたりしながら覚えるのだから、

漢字は特に難しいのは仕方がないかもしれない

と改めて感じました。

また、彼女の英語教室の生徒さんも日本語(国語)は

難しいし、あまり好きではない、と言っていると

話していたので、果たしてこれで良いのだろうか

とも思ったのです。

「好きな教科は何?」と聞いた時に私の英語教室生徒でも

「国語」と答える子はほとんどいません。

もちろん国語脳トレーニング教室の生徒は

国語は大好きで得意教科になるのですが、

英語も母国語あっての言語なのに・・・と大変残念に

思うのです。

 日本語はとても美しい言葉です。

情緒や風情を表す言葉や擬音語・擬態語、いわゆる

オノマトペもたくさんあります。

また、流れるようなリズム感があり、他人を慮る

言葉も数多いですし、言葉は変化するといえども、

古くから使われている響きの良い言葉に触れると

とても心地が良いものです。

 そのような日本語を母語に持つ日本人は

もっと大人が言葉を大切にし、子ども達が

家庭の中、学校や社会での関わりの中で学んで

いけるようにする必要があるのではないかと

つくづく感じます。

国語、つまり日本語の教科が好きではない子どもが

多いのは、日本語の美しさや素晴らしさ、そして

それをまた改めて学ぶことの面白さをまだまだ

伝えきれていないのですね。

日本語には魅力がいっぱいあるのに勿体ないことです。

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