語尾を丁寧にすれば印象が良くなる

 私たちがコミュニケーションをとる時には

お互いの信頼関係を築くために、様々なところに

気を配る必要がありますが、態度や表情だけでなく

使う言葉や話し方などを気をつけることも大切です。

そのためのテクニックなども勿論あります。でも、

そのようなことに気を取られて自然な温かい会話が

出来ないよりは、きちんと心をこめることの方が

大事ではありますが、それでもちょっとした点を気をつける

だけでも印象が変わるのも確かです。

 英語や中国語などは最初に主語、述語が

ありますので、誰がどうした、何がどうなった

などと文章の初めである程度のことが分かります。

でも、日本語の構文は述語が最後にくるために

最後までしっかりと聞かないと、その主語が

何をしたのか、何をしているのか、何をするのか

と過去、現在、未来・・といつのことを言って

いるのかも分かりませんし、どうしたのかも

分からないものです。

そのため、話し手はきちんと最後まではっきりと言って

伝えなくてはいけません。

ですから、日本語を話すときは語尾がとても大事な

わけです。

 また、今日、あるところで気になったのは、皆が皆、

「ありがとうございま〜す。」

と語尾のところで伸ばしていること。

接客では特に気をつけたいところです。

「お世話になっておりま〜す。」

「よろしくお願いしま〜す。」

「失礼しま〜す。」など・・・

親しみやすい、ということもあるかもしれませんが

やはり語尾は伸ばさず、大人としての美しい話し方を

少しでも心がけるとその方本人の印象だけでなく、

お店や会社などの印象もより良くなりますね。

 お相手に言いたいことを気持ちよく正確に伝えるため、

そして心地良いコミュニケーションのためには、是非、

語尾を美しくはっきりと丁寧に言うように心がけて

みましょう。

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