フラワーセラピー

 「花育」

 年に数えるほどしかやりませんが、いつも、私自身が

とても満たされた気持ちになる「花育」授業。

 本日は、市内の中高一貫校で行われましたイベントで、

その授業を担当して参りました。

参加者は、小学生から高校1年生まで。

男の子も、女の子も・・。

学年も違えば、タイプも違うそれぞれの子たちが、

思い思いにお花に触れ、思うがままに生けていきます。

 同じ花材を使って、こんなにも異なる作品が出来るのかと

驚くほど、皆の「想い」がアレンジに込められ、また

その時の心の内が、そのまま反映されていました。

 そして、出来上がった自分の作品を見ながら、

自分自身を見つめ直し、

また、他のお友達の作品を見て褒める、という

プラスのストロークは、皆の表情が豊かになる

とても有意義な時間。

私自身にとっても心に残る、そして、彼らに寄り添える

貴重なひとときです。

 生(なま)のお花はいずれ枯れます。

だからこそ、今ある生(せい)を慈しみ、大切にする。

そういう命あるものから得るエネルギーは、私たちに

生きる力と安らぎを与えてくれます。

 芸術性を求めず、お花そのものに心を置き、

自由に、思うがままにお花と対話し、感性を豊かにする

この「花育」。

これからも大事にしていきたいと思います。

 ピンク色♡

 ピンクというと、女性が好む色、女性っぽい色、という

イメージがあるかもしれませんが、

男性、女性問わず、多くの人が、梅や桜を好むことからも

わかりますように、ピンクは日本人に、とても親しみがある色です。

桜がもし、赤や黄色だったら、これ程までの人たちが、

うっとりと眺めることはないはず。

ピンク色だからこそ、私たちに幸せをもたらし、

心を解きほぐしてくれるのです。

 頑張りすぎて、疲れが溜まっている時に、ピンク色のお花を見ると、

優しく穏やかな気持ちになり、リラックス効果があります。

また、女性にとっては、ホルモンバランスを整えてくれる働きも。

 本日のテーブルコーディネートレッスンでは、

数種類のピンク色の薔薇を使い、エレガントに。

ピンクの薔薇は、その色とそのお花の線から、緊張を和らげ、

心を安定させる効果があり、レッスンが終わった後も、

見ているだけで、とても和みます。

 そして桜は、東京では今が見頃なのでしょうか。

いわきは、あともう少し。楽しみです。

 

 自分の心と向き合う

 今、我が家のお玄関には、赤紫のアネモネと白いチューリップを生けています。 

アネモネは普段あまり買わないお花ですが、美しい赤紫に惹かれたのだと思います。

とても魅力的な色です。

花瓶に生ける時は思うがまま。自分が心地よいと思うままに入れていきます。

そして、出来上がりを見て、自分自身で納得しました。 フラワーセラピーの観点から言うと、

「細胞を活性化させて、前向きな気持ちを高めたい」とか「これから頑張ってやっていこう!」という

新鮮な決意がアレンジに表れているのです。

 フラワーセラピーは、形の美しさを見せるための生け花やフラワーアレンジメントとは異なり、

お花を使って、自分の心と向き合うものです。

そこに気づきがあったり、癒しがあり、改めて自分自身を冷静に見ることができます。

 本日はとても素敵なご夫婦が、フラワーセラピーのレッスンにいらして下さいました。

日々お忙しく過ごされているだけに、生のお花に触れ、お花の中に心を置いて思うがままにアレンジ

された今日のひとときが、少しでもご自分の心と向き合う良い時間になりましたら、私も嬉しく思います。

 アネモネは、ギリシャ語の「風」が語源なのだそう。

私も自分の心と向き合いながら、春を呼ぶ風が心地よい、麗らかな季節を胸に待つこの頃です。