教育

「幸せに生きる」とは・・

 「幸せ」という言葉は日常的によく使う言葉では

ありますが、では、「幸せ」というのはどういうこと

なのでしょうか。

もちろん、心が満たされる状態になることではありますが、

どのような状態になったら、「幸せに生きている」と

言えるのでしょうか。

 最近、福祉教育、統合教育、福祉を土台にした地域社会

というようなことを考えながら、学ぶ機会が多くあるの

ですが、「福祉」という言葉もあいまいで、

支援が必要な人、身体的、社会的障害を持つ人たち等に

対する公的扶助などと解釈される雰囲気ではありますが、

「福祉」がサービスになってしまうと、本当の「福祉」と

いうものから、遠ざかってしまうような気がしてなりません。

 人が人である以上、誰もが「幸せに生きる」ということを

願っているのですから、福祉の役割というのは、

それを支えていくことで、どのような人も共に生きていけると

安心できる社会になる必要があるはずです。

そのためには、命を大切にし、自分を認めて、相手を認める

思いやりの心が大切になってくるのです。

 思いやりというのは、単にお相手に優しく何かをして

あげるというものではありません。

お相手の幸せを考え、共に幸せに生きていけるように

することです。ですから、そこには愛も必要です。

 制度やサービスは目に見える形や記録に残ることを

優先してしまいがちですが、

本当は目に見えないことこそが大切で、

それは、私がお伝えしているマナーとも

大きく共通するとことでもあります。

まだまだ勉強不足ですが、

「幸福な社会の実現」に向けて、これからも

私の立場で色々と考えて参ろうと思います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YouTube『エクラの風』Vol.36を配信いたしました。

「ストレスを感じやすい人と 感じにくい人の違い」

人と人との関わりの中でも、どうしても私たちは

ストレスを感じてしまうことがあります。

でも、ストレスの感じ方の特徴を知ることができれば、

ストレス軽減の助けにもなるのです。

是非、ご覧になってみてくださいませ。→こちら

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 『自分を知るとうまくいく』

Amazon Kindle 電子書籍はこちらから→

 

 

 

 

 

 折れない心をつくるために自己肯定感の変化に気づく

 「自己肯定感」という言葉は、皆様も様々なところで

目にしたり、聞いたりすることがあると思いますが、

自己肯定感は、私たちの生き方、人生を支える軸となる

と言っても過言ではありません。

でも、どのような方でも、自己肯定感は時と場合により

高くなることもあれば、低くなることもありますし、

もともと、その感覚そのものの総量が多い人と少ない人

がいると言えます。

 なぜ調子が悪い日もあるかと言うと、たとえ自己肯定感が

高い人でも、一時的に何かの要因で落ち込むことはあるからです。

私たちの感情というのは、マイナスの状態から一気に

プラスになるということはありませんから、

それを客観的に見ながら、一旦フラットな状態にまで戻して、

そこからプラスに転じていく必要があります。

そのためには、なぜ自分がこのように感じているのか

という自己認知がとても大切になってきます。

つまり、自己肯定感は上下するものだということを知り、

それがどう言う状態になっているか、に気づくことが

大事なのです。

 もしも何か少し凹むことがあった場合、

それは自己肯定感の低下する一時的なものかもしれません。

でもその自己肯定感の低下をそのままに放っておくと、

少しずつ負のループにはまってしまう可能性もあります。

 実はプラス思考に偏りすぎても、少しでも批判的なことを

言われただけで、傷ついたり、反抗心がわいてきたりします

ので要注意です。

調子が良い時、テンションが高い時は、今自分は高揚していて

いる時なのだ、テンションが下がっている時は、

今自分はマイナス感情が湧き出ている・・と両方を冷静に

客観視できると、しなやかでブレない軸ができてきます。

 自己肯定感を高めるには、持続型と瞬発型があり、

それを上手に組み合わせると、その効果はより発揮できますが

一気に変えていこうとするのではなく、

1つ1つ積み重ねていくことが大事ですね。

 良いところも欠点も自分であるという

ありのままの自分に満足し、価値ある存在であるのだと

受け入れることができれば、それが人生の軸にもなってくるのです。

 本日も、学びの多い場でお話する機会を頂いたり、

また貴重なお話を伺うことができて有り難く思いました。

まだまだ学んでいくことが沢山ありそうです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YouTube「エクラの風」Vol.35を配信いたしました。

「点」を大切にすると それが「線」になる

というお話です。→こちら

是非ご覧くださいませ。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 『自分を知るとうまくいく』

Amazon Kindle 電子書籍はこちらから→

 

 脳は意識したものしか見ない

 目の前にあること、見えること、

しっかりと目で見て認識し、確認することが

とても大事な時があります。

でも実は、厳密に言えば、私たちは物事を

目で見ているのではなく、脳で見ています。

目は単なるレンズであって、目の前の情報が

目から入ってきた時に、脳の中のフィルターを通して

イメージに変換し、ここでそれを「見た」と

認識しているのです。

脳内で作り上げたイメージを見ているということ。

 たとえば、通勤の時など、毎日同じ道を通り、

同じ景色を見ているにも関わらず、

その日は突拍子もなく、住んでいる町の街路樹について

プレゼンをしなくてはいけなくなった途端、

意識が街路樹に向き、様々な発見や気づきがあります。

いつも目にしている町に、こんなに様々な街路樹が

あるんだとか、実はとっても綺麗な街並みなんだ・・などと

見える世界が変わってくるのです。

要するに、人は意識してる中で脳が認識する範囲が決まり、

その範囲をどう解釈するのかでその人の現実が決まって

きます。

ですから、同じ景色、同じ事象を目の前にしていても、

人それぞれ何を意識しているのかで、現実が変わる

ということなのです。

 毎日見ている腕時計。

そのあなたの時計を見ずに、絵を描いて再現できますか?

結構あいまいではないかと思います。

毎日見ているにも関わらず、脳内のフィルターがあるため

意識しているものだけを「見た」と勘違いして、

実際は全てを見ていない、部分的にしかみていない

ということになります。

 「見ている」と思っているものでも、実際は

「見えていない」ことも沢山あるのですね。

そして見えている世界が人それぞれ違うということ。

これを理解しているだけでも、人と人との関わりの中で

色々なことが見えて捉え方も変わってくるかもしれません。

本日も、ある集まりで様々な学びがありました。

私も見えていないことが沢山あります。

それを少しずつ意識しながら、これからも研鑽を積んでいこうと

改めて思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YouTube『エクラの風』Vol.34を配信いたしました。

11月になり、今年も残すところ後2ヶ月です。

あなたはどのように過ごしていきますか?

今回もまた拙著「夢の音読」から抜粋して

大切にしたいメッセージをお届けしております。

ご覧頂けましたら、嬉しいです。→こちら

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 『自分を知るとうまくいく』

Amazon Kindle 電子書籍はこちらから→

 

 

 

 

 

 

 日本語の難しさと美しさ

 日本語というのは、とても独特な言語です。

私たちは普段、漢字、ひらがな、カタカナを

上手く使い分けていますが、漢字というのは

元々は「漢」の文字。

日本では、漢字伝来以前には神代文字という

古代文字が使われていて、5世紀頃に漢から

文字を輸入したと言われています。

 それ以前には話し言葉はありましたので、

漢字伝来の時に、従来の言葉と漢字をリンク

しなければいけませんでしたが、漢字の音と

話している言葉の音が合わないために、

それを上手く融合させて、音読みと訓読みが

できたのです。

日本の音文化を大事にしながら、漢の文字文化も

尊重している日本人の精神は素晴らしいですね。

他の言語にはそういうものは無いはずです。

 そして、中国語や西洋の文字は横書きですが、

日本語は本来は縦書きです。

文字の音が上から下へと流れている様子を表していると

言われています。それは、自然崇拝を重んじていた

日本人は日本の音は神様から授かったものなので、

上から降りてきているという考え方をしていたのです。

一方、横書き文字は単に人間同士が横に繋がっていく

というイメージです。

さらさらと上から下へ流れるそのエネルギーは

日本語独特。ですから、いわゆる古文というものは

流れるような音の響きがあり美しいのです。

 本日も国語脳トレーニングレッスンの時に、

いつものように竹取物語や、伊勢物語、枕草子、平家物語

など、古文をたくさん暗唱していましたが、

本当にこの日本語の音の流れの美しさを肌で感じます。

 大陸では侵略の歴史があるため、言語は衰退と発展を

繰り返してきました。それが文明文化でもあるわけですが、

2000年もの長きに渡り継承しているのは、おそらく

日本、日本語だけです。それが日本文化、日本文明とも

言えますが、それを現代の私たちは理解し、誇りに

思わなければいけないと思うのです。

 今日はフィリピン女性向けの日本語レッスンも

ありましたが、日本語は美しさがあると同時に

難しさもたくさんあり、

日本人では決して気にもとめないようなことを

質問されるので、いつも彼女から様々な気づきを得ます。

 日本人の精神が息づく日本語。

大切にして参りたいですね。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YouTube『エクラの風』を配信いたしました。

「イライラを引きずらない マインドチェンジ法」

をお伝えしております。→Vol.33

イライラする気持ちも、できるだけ早い段階で

落ち着かせたいですね。

ご参考頂けましたら嬉しいです。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 『自分を知るとうまくいく』

Amazon Kindle 電子書籍はこちらから→

 

 マインドマップを書いて頭の中を整理する

 時々私はマインドマップを書きます。

頭の中を整理する時、心の中を整える時、

紙に書き出すと、入り乱れているものが視覚化され、

無秩序なものが少しずつ関連づけられたり、

明確化しますので、よくおすすめもしております。

その書き出しの時によく使うのがマインドマップ。

中心に書くものは、その時によりますが、

今日は、私はこれから何をどのようにライフワークとして

やっていけば良いのかということを「マナー」を

軸にして考えてみました。

考えるというより、まず書き出してみたのです。

思いのまま言葉を出したり、それらを線で結んだり

しながら視覚化していくと少しずつ明確になってきます。

 人は誰でも、迷う時も、悩む時も、どうしたら

良いのか分からなくなる時もあります。

自分の思いと、世の中の状況や仕組みや多くの人が

何となくの流れのままに信じているものとが

合わない時、またあるいは、自分自身の思いが

定まっていない時に、道を失ったり、不安を感じたり

するのでしょうけれど、やはり、大事なのは

そこに立ち止まるのではなく、少しでも動くこと。

それが対外的でなくても、自分の中だけでも

まず書き出してみて、本当の自分の大切にしたいこと、

あり方などを確認して、試行錯誤しながらでも、

二歩進んで一歩後退しながらでも、進んでいくと、

また何かが見えてきたりするのかもしれません。

 本日は、「福祉教育と日本の今後」

〜豊かな支え合いのある地域づくり〜 

というテーマの勉強会に参加し、様々な分野の

方々の意見やお話を伺って、貴重な時間を過ごすことが

できました。

結局どの分野であろうと、大切なのは、

自分のあり方、人としてのあり方を大事にし、

子どもも大人も、どのような境遇の人も、

それぞれの存在を認めることができて、

お互いを慮ることができれば、そこに自然に愛や

支え合いが生まれ、心豊かな社会ができていくのでは

ないかと思うのです。

 私のできることは何なのか、改めて考える

とても良い時間になりました。

書き出しもやはりおすすめです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YouTube『エクラの風』Vol.23 を配信いたしました。

今回は「目的 と 目標 の違い」について説明しております。

言葉が似ていますので、混同されがちですが、

大きな違いがありますので、その違いを把握して、

行動やモチベーション維持に役立てて頂けましたら

嬉しく思います。→こちら

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 『自分を知るとうまくいく』

Amazon Kindle 電子書籍はこちらから→

 

 理由があれば納得できるのに・・

 英語教室の生徒の話。テストを返された後、

どうしてそこがバツにされたのか分からなかったので

先生に聞きに行ったら、

「バツだからバツなんだ。」と先生。

「納得できないんだけれど、この先生の採点の

やり方はこうなんだ、ということが分かった。」

生徒の方が大人だな、と思いました。

しかも私が見てもそれは間違いではないし・・。

でも私が学校の先生の批判をすることはできないので、

生徒のことをあれもこれもと、色々と褒めて

やる気を無くさないようにフォローしました。

 子どもだけでなく、大人の世界でも間違いというのは

するものですし、その間違いに気づかないことも

あります。でもそれを指摘された時に、ちゃんと

どうしてそれが間違っているのか、こういう理由で

このようにしなくてはいけない、ということが

分かれば、納得もできますし、今後の行動に更に

活かすこともできます。

もちろん意欲を失うこともありません。

「どうして?」という理由づけは何においても大事。

◯◯だから、こうしたい。

◯◯だから、こうなる。

◯◯だから、これが必要だ。

ということを明確に言えると良いですね。

「どうしてこれが好きなの?」と問われた時に

「好きだから好き」というのでは理由になっていませんね。

件の「バツだからバツ」というのと同じです。

 お相手に何かを伝えて納得してもらいたい時は

しっかりと理由を言えるようにしたいものです。

 でも小さい子の「どうして?」「どうして?」攻撃は

答えるのが難しくて大変なのを、今思い出しました。

この「どうして?」は好奇心のかたまり。

我が子たちのその攻撃に答えるのに四苦八苦でしたが、

やはり理由があると納得し、次の興味の対象に繋げられる

のですから、大事にしたい問いかけなのだと思います。

もちろん、自分自身に対しての質問に対して、納得できる

理由づけも大切です。

それでモチベーションを高めることができるからです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YouTube『エクラの風』Vol.19を配信いたしました。

Vol.18に引き続き、モチベーションについてです。

高めるためにも維持するためにも、ちょっとした

工夫をするだけで効率よくできるようになります。

ぜひご覧になってみて下さいませ。→こちら

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 『自分を知るとうまくいく』

Amazon Kindle 電子書籍はこちらから→

 

 

 

 疑問を持つ習慣を身につけると考える力もつく

 昨日のことになりますが、次男から

卒業アルバムに載せるための幼少期の写真を

送って欲しいと頼まれましたので、

久しぶりに次男のアルバムを出して開いてみました。

子ども達のアルバムは3人それぞれ30冊近く

ありますので、特に小さい頃は写真が多くて大変です。

今なら皆さまデジタルで保管されるのでしょうけれど、

20年以上前のことですから、しっかりアルバムに

様々なエピソードなどもつけながら貼ってあります。

あまりの懐かしさに写真を選ぶことを忘れて

見入ってしまい、子ども達のその様子を色々と

思い出していたのですが、次男は小さい時は

本当に「どうして?」「どうしてこうなるの?」

という質問をよくしてきました。小学生になると

その「どうして?」がだんだん難しくなり、

私の知識ではとても答えられなくて困ってしまい、

いつも「一緒に調べてみましょう。」という返事が

決まり文句になっていたのを久しぶりに思い出しました。

 この「どうして?」と子どもは何でもかんでも

疑問を持つものですが、大人になると、知識や経験が

増えるからなのか、疑問を持つという習慣が薄れて

くるように思います。

そしてルーティーン化してしまったことなどは特に、

それが当たり前になっていて、疑問を持つなんて

全く考えもしなくなりますが、でも、私たちは

自分の力で考えるという習慣を持たないと、

いざ決断をしなくてはいけない時や、何かの判断に

迫られた時、困難な状況に陥った時、壁にぶつかった時

など、物事の状況や流れ、様々な要因を考慮しなくては

いけないのに、それが上手くできなくなってしまいます。

 「疑問を持つ」そして「考える」というのは、

本当はとても大切なことなのだと思うのです。

お仕事でもプラーベートでも、なぜそうなるのか

というような疑問を持ち、物事を深く考えて

掘り下げる習慣を、身近なところからつけられると

良いですね。

それから、子育て中の方がいらっしゃいましたら、

お忙しいとは思うのですが、

お子さまの「どうして?」を大事にして頂きたいな

と改めて思いました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

YouTube『エクラの風』Vol.6

〜心美しく生きるために〜 を公開しました。

私の大好きなサム・レヴェンソンの詩

オードリー・ヘップバーンが愛したことでも

有名な素敵な詩を朗読しています。

(日本語訳全文と一部英語原文)

是非、ご覧くださいませ。→こちら

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 新刊『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 

 生きていく上での「道」と「徳」

 私たち日本人の思想は古代からの自然崇拝に

基づくものもあれば、中国から様々な思想が

入ってきて、それを上手く取り入れて

日本人に合った形で今でも伝えられているものも

あります。

正確に言えば、伝えられるべきはずの、

人として大切な考え方が伝えられていないという

悲しい現状もあるわけなのですが・・・。

 「道」と「徳」というのは、中国において

とても大事な思想です。

老子や荘子は道家と言い、天地自然の原理、

宇宙から素粒子に至るまで、その物に

内在する原理を「道」と呼んでいます。

それに対して、孔子や孟子は、儒家であり、

仁や義という人として生きていく上で持つべき

理想的精神を「道」と言います。

ですから、「徳」も道家は、本来ある自然原理の

中のそのものらしさが「徳」であり、

儒家は人生においての修養により身についた

人間力のことを「徳」と言っていました。

 この2つを合わせて「道徳」と呼びますが

このもともとの思想の違いがあるとは言え、

私たち日本人にとっては

どちらもとても大切なことです。

 高度知能や人工によって変化してきてしまった

現代の中で、宇宙からなる自然に生かされている

ということを知り、その自然原理の中で

人としてのあり方、自分だけが大切なのではなく、

人と人との関わりの中で生きていく心のあり方を

子どもの頃から身につける必要があると思うのです。

でもそれが今とても薄れてしまっていることが

残念でなりません。

 今日、聞きました2つのお話。

「病院での医療従事者の子どもさん(お友達)には

なるべく近づかないように・・。(コロナ問題で)」

とご自分のお子さんに言っている親御さんがいる

ということ。今は休校なので子ども同士で会うことは

少ないかと思いますが、大人が子どもに言うということ

でしょうか。

 そして、卒業シーズンではあっても、今年はなかなか

通常通りの卒業式などができない状況ではありますが、

子どもたちの先生や学校に対する感謝の気持ちが

あまりないということ。これは現代の師弟関係や

保護者の学校や先生批判も大きく影響しています。

 このままでは、いくら学力が伸びても、

真の心が育たない子どもたちがたくさん出てきて

しまうのではないかと心配になってしまいました。

人としての「心のあり方」を子どものうちから

考えられる社会であることを改めて願う日でした。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 新刊『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 

 

 小学生と世界一周の旅

 3月6日は「世界一周記念日」でした。

1967年のこの日、日本航空の世界一周西回り路線が

営業を開始し、1972年に廃止されるまでの5年間、

東京→香港→バンコク→ニューデリー→テヘラン→

カイロ→ローマ→フランクフルトまたはパリ→ロンドン

→ニューヨーク→サンフランシスコ→ホノルル→東京

という路線で運行していたそうです。

 本日、小学生国語脳トレーニングレッスンでの

「今日は何の日?」タイムでは、迷わずこれを選び、

子ども達と地球儀で、世界一周の旅をしました。

地球儀は英語表記ですが、小学生はあまり抵抗感なく

いつも喜んで場所探しをします。

(ここでは詳しく説明しませんが、ついでに

英語のフォニックスも学べたりしますので、

一石二鳥です。)

 私はこの時間がとても好き。

平面の地図を見るよりも断然、地球全体を感じられ、

そして、地名と場所を無理やり覚えるのではなく、

何かと関連付けて(今日の場合は「旅」)地球儀に

触れることができれば、子ども達の関心は無限大だからです。

 ウィルス感染が世界中に広がってしまうのも、

世界中どこにでも簡単に行き来ができるようになった

現代だからこそ。

今身近に感じている問題、そして、

社会問題、政治問題、環境問題、様々なことに

この地球儀から考えることもできますし、

いつか訪れてみたい国や地域を、世界というよりは、

地球という視点から見ることもできたり、

日本という国をまた違う目で眺めることもできます。

 広いと言えども、小さな世界。

まずは、私たちが生きている地球を大切にし、

そして人を大事にし、自国を愛した上で、

視野を世界に広げて異国を理解し、

手を携えていける平和な世の中になれば・・

と願わずにはいられません。

小学生と世界一周の旅をしながら改めて思います。

そして「楽しかった〜!」という子ども達の素直な声が

また嬉しくなる時間でもありました。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 新刊『 夢の音読 』

~心が前に歩き出す 365日の言葉の花束~

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→

 

 

 自然の流れに身を任せる

 久しぶりに鴨長明の「方丈記」の冒頭部分を

読みました。

本日行った小学生の国語脳トレーニングレッスンで、

新しい音読暗唱文として使用したからです。

枕草子、竹取物語、奥の細道、学問のススメ、

雨ニモマケズ、論語、春望など・・様々な素材を

暗唱しますが、やり終えると「次は何?」と

皆、ワクワクと目を輝かせて、次の文章を手にします。

古典は表現も難しいですし、意味の解説はほとんど

しませんので、小学生にとっては覚えるのも大変かと

思いきや、どんどん面白いように暗記していきます。

 一度覚えたはずの私は少し時間が経つと忘れて

しまっているので、私にとっても良いトレーニング。

でも、古典の言い回しは、意味が分からずとも、

本当に美しく、身体に染み入るような気がします。

でも、方丈記の冒頭、

「ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。

よどみに浮かぶ泡沫は、かつ消え、かつ結びて、久しく

とどまりたるためしなし。世の中にある人と栖と

またかくのごとし。」

こちらは、大人であれば、比較的分かりやすい文章です。

「流れ過ぎていく河の流れは、途絶えることなく、

それでいて、もとの水ではない。よどみに浮かんでいる

水の泡は、一方では消え、一方では形ができたりして、

長い間、そのままとどまっていることはない。

この世にいる人と住む場所は、またこの(流れと泡の)

ようである。」

 まさしくそうだなと改めて思いました。

鴨長明は、無常感を表しているのですが、

流れに逆らわず、その流れに身を任せ、この世が

儚いものであっても、また災害や大きな困難にあっても、

(方丈記は災害文学とも言われています。)

本当の幸せは、自分の心の中にある、ということを

忘れず(昨日のブログ「幸せの基準」に少し結びつきますが)

大切なのだと感じます。

 そして驚いたことに・・

朝忙しくて開けられなかった拙著「夢の音読」を

先ほど開きましたら、ちょうど今日11月30日の部分は、

「時には流れを身に任せて」というタイトル!

 今の私に必要な言葉なのかもしれません。

 

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

 

 新刊「 夢の音読」

〜心が前に歩き出す 365日の言葉の花束〜

Amazon・全国書店にて発売中!

Amazonはこちらから→