おもてなし・マナー

 マナーは思いやり

 様々な場に出ればでるほど、

マナーの多様性、必要性を感じます。

やはり、集まる人も違えば、集まる場所も違うと、

マナーも臨機応変にしていかなければなりません。

決められたルールはありますが、

最終的にはお相手を思う思いやり。

車に乗るときとか、お食事をするときとか、

エレベーターやエスカレーターを使うとき、

そして公の場でもプライベートでも

様々なシテュエーションでマナーが必要に

なってきますし、その時々に応じた振る舞いが

大切です。

もともとその決められたマナーがあるのも

人と人とのコミュニケーションをスムーズに

するためや、お相手が心地よく感じられるように

するための思いやりを形にしたから。

ですから、マナーは自分のためではなく

周りの方のためです。

自分が格好良くするためでもありません。

そう考えると、臨機応変も的確にできるかも

しれませんね。

 

 おもてなしの心

 本日、社団医療法人養生会かしま病院主催の

接遇特別講演会に行って参りました。

数ヶ月前にお声をかけて頂いてから、

とても楽しみにしていましたこの日。

「いのちの現場とおもてなしの心

  〜医療従事者における接遇とは〜」

と題してご講演されましたのは、

元リッツ・カールトン日本支社長でいらっしゃる

高野登先生です。

私は以前から、何冊もご著書を拝読しておりましたが、

まさか直接お目にかかれる日が来るとは

夢にも思っておりませんでしたので、感激!!!

 サービスとおもてなしの違い。

そして一期一会のためにできること。

お相手のために想いを届け続けるにはどうしたらよいか。

そのために、自分の人生を自分で作っていく大切さ。

リーダーとして、関わる人の可能性に気づけるアンテナを持ち、

それを生かせるような場を作ること。

想像力を高めて、お相手のために行動できる想像力を磨き、

おもてなしの心を行動として形にすることこそ、

どのような時代が来ても、人間にしかできないことであり、

大事にしなくてはいけないことなど、

とても深く濃い内容のお話で、全てが心に響きました。

 細かくは書ききれないのが残念ですが、

心の筋肉、感性の筋肉を鍛え、

一生をかけて人格を磨いていくのが「仕事」であり、

その働くという崇高なものに、

おもてなしの心が育まれていく。

どの分野でも、共通して言えることだと思います。

素敵ですね。

 和の立ち居振る舞いと日本人の心

 マナーというと、テーブルマナーやビジネスマナー、

あるいは日常的なマナーを思い浮かべることが

多いと思いますが、プロトコールマナーと言って、

世界共通のマナーもあります。

日本だけでなく、どの国に行っても、

文化や言葉の違いを超えて、自他ともに

気持ちよく過ごせるように作られたものです。

そして、もちろん、日本独自のマナーもあります。

それは、古来から、日本人として受け継がれたもの、

日本の心を大切にしてきたものです。

日本料理のマナーもありますし、

和室での立ち居振る舞いもそれに当たります。

 本日は、和のマナーレッスンを行いました。

現代の住宅事情ですと、段々、和室があるお宅も

減ってきているのは事実ですが、

それでも、私たちが全く畳のあるお部屋に

入ることがないかと言うと、そうではありません。

日本料理店や、旅館、どなたかのお宅に訪問した際に

和室に通されることもあるかもしれません。

 そのような時に大事なのが、和の立ち居振る舞い。

襖の開け閉め1つをとってみても、

これがスムーズに美しくできると素敵ですね。

どうして素敵に見えるかというと、そこにも

日本人の察する心が表れているからです。

ここでは細かく書くと長くなりますので割愛しますが、

哲学者の和辻哲朗氏は、襖について次のように

定義しています。

「襖は、それをへだてとして使用する人々が

それをへだてとして、相互に尊重し合うときにのみ、

へだてとしての役割を果たすへだてである。」

 開け方、締め方、というやり方だけにとらわれると、

全く意味のないものになってしまいます。

お部屋に入る側と入られる側の思いやりの心があってこそ、

襖、あるいはその美しい襖の開閉が、

はじめて意味を為すわけです。

和のマナーレッスンをやりますと、

日本人のお相手に対する思いやりと奥ゆかしさは

本当に素敵だなといつも感じております。

 冠婚葬祭の「冠」って何?

 本日のマナーレッスンは「冠婚葬祭について」。

90分のレッスンでも、4つそれぞれのご説明を

すると、盛りだくさんで、生徒さまたちは

お疲れになってしまうかもしれませんが、

一気に行い、そしてその後、ティータイムで

少しほっとして頂きます。

 人は一生の間に、様々な節目を迎え、

その節目の儀式を「通過儀礼」と言います。

「冠」とは、かつて元服の時に、冠をかぶせる

「加冠の儀」を意味していました。

今は、誕生から長寿のお祝いなども含めて

通過儀礼一般をさすようになりました。

(お宮参り、初節句、成人式・・など)

 現在は。色々なことが簡略化されたり、

本来の意味が忘れられたりしていますが、

根底にあるのは、命の大切さや、

私たちを育んでくれた万物に対する感謝の心と

畏敬の念であること。

私たちは人として生を受けてから、

一瞬一瞬の積み重ねで今があり、

そして、今、この一瞬一瞬もまた

未来の自分を作っていきます。

ですから、命ある今を大切にして慈しみ、

人生そのものを大切にする心を

私自身も常に考えていきたいと思っております。

 食卓が笑顔になれる場所であるように・・

 何が人をキラキラと生き生きさせるのでしょう。

「笑顔」はその1つです。

笑顔は、自分が喜びを得るだけでなく、

必ず誰かを幸せにします。

笑顔は笑顔を引き寄せるからです。

 でも、1日のうちでどれだけの時間

笑顔でいるのかと考えると、意外と少ない時間です。

ですから、意識して笑顔を作らないと、

もしかして全く笑わなかったという日も

あるかもしれません。

それでは、せっかくの人生、明るさを失って

しまいますね。

せめて家族と顔を合わせる時、たとえ1日辛いことが

あったとしても、それを一瞬忘れて、とりあえず

笑顔になってみる。

特に食卓の場が、そうであれば良いなと思います。

家族が集い、同じお食事を頂きながら、

たわいもなく過ごすひとときが、実は大事な時間であり、

心の肥やしにもなるのだと思います。

 今日は久しぶりにテーブルコーディネートの

レッスンを行いました。

フォーマルでもなく、堅苦しいわけでもなく、

一緒にお食事をする方達と囲むお食事を

楽しいするものにするためのもの。

我が家は子供たちは巣立ってしまいましたので、

少々さみしい食卓ですが、いつ帰ってきても、

変わらずに笑顔になれる場であるようにしたいと

改めて思いました。

 

「なぜなら・・・」

 何か新しいことを知った時や学んだ時、

そこに理由や意味づけがあると、

ぐんと、理解度が増しますし、記憶にも残ります。

マナーなどのレッスンをしても、

どうして、そうしなくてはいけないのか、とか

これをやってはいけないのは、どうしてなのかを、

お伝えすると、

皆さま「なるほど〜〜」と納得されますし、

「覚えられる」と仰って下さいます。

全てに理由があるのです。

何となくその方が体裁がいいから・・とか、

何となく素敵なような気がするから・・ではないのです。

 それは、自分の意見や考えをお相手に伝える時も同じ。

私は、こう思います。

なぜなら◯◯◯だからです。

さらに◯◯◯とも言えます。

だから私はこう思うのです。

というと、とても説得力があります。

ですから、いつでもきちんと自分の考えに

「なぜなら・・。」という理由を

言えるようにしておくと良いですね。

何となく私はこう思うから・・では

お相手に納得していただけませんものね。

 本日はアフタヌーンティーマナーレッスンを

行いました。

何となく楽しむより、そこに色々な学びがあると、

楽しみも倍増すると、仰って頂けて

私も嬉しい限りです。

 シンプルに生きる

 私たちの生活は、物や情報に溢れ、ともすれば、

その中に埋もれて生活することになる状況では、

本来の自分の姿、生き方、そして何が大事なのかさえ

分からなくなってしまいます。

身の回りのもの、考え方、行動など、

シンプルにしてこそ、自分にとってもお相手にとっても

大切なことが光って見えてくるのです。

 本日はテーブルコーディネートレッスンを行いました。

座学はガラスについて。

コーディネートはシンプルスタイル。

この暑い夏の日には、少しでも涼しく爽やかに過ごすため、

欠かせないスタイルです。

あれもこれもと食器を並べたりしても

ごちゃごちゃとするだけ。

最低限必要なものだけを残し、すっきりとさせると、

さわやかな風がす〜っと抜けるような感覚を覚えます。

 シンプルだからこそ見えてくるものを

埋もれさせることなく大切にし、

複雑だと分からなくなってしまうことを

シンプルに考えるようにしていくこと。

日常の中でも必要ですね。

皆さまも是非、シンプルに生きる術を

改めて考え、見直しみてくださいませ。

 美しく格調あるお手紙の書き方とマナー

 ずっとやりたいと思っておりました

『美しく格調あるお手紙の書き方とマナー』の講座。

本日、第1回目を行いました。

 お手紙は、日本の贈り物文化に付随して発展した

日本人としてとても大事な文化です。

敬いの心を表す大切なもの。

ですから、便箋や封筒の選び方から、お手紙の書き方の

様々なルール、便箋の正しい折り方や封筒への入れ方、

封筒上の書き方まで心を配り、お相手に失礼のないように

丁寧にする必要があるのです。

皆さまの疑問や、なぜか巷で多くなされている間違った

書き方等もクリアにして頂き、

最後にはお手本を見ながらの練習。

慣れれば難しいことはありませんが、

やはり、ちょっとした文字の大きさの違い、書く位置、

書いてはいけない場所等、注意を払いながらですと、

お手本を見ながらでも力が入ってしまいます。

でも今後は、日本の美しい言葉、季節の言葉を使い、

ご自身らしい素敵なお手紙を心を込めて

認めて頂きたいな、と思います。

そしてお世話になった方、目上の方にお出しする

格調あるお手紙を正しく書くことができれば、

あとはカジュアルな場合はアレンジすればよいので、

お手紙を書くことが、日常の中の1つとして

楽しんで頂けますと、とても嬉しく思います。

 メールではなかなか伝えられない「想い」を

優しいお手紙に込めて届けることができれば、

お相手の方にきっと喜んで頂けることと思います。

お手紙の美しさと大切さ。

正しい書き方とマナーとともに

これからも伝えて参りたいと改めて感じました。

 

 姿勢美人

 初対面でも、何度もお会いする間柄でも、

好感・信頼感・安心感をあたえられるようにするには、

立ち居振るまいがとっても大切。

お顔立ちが綺麗。若い。お洒落・・などという外見だけでは、

なかなか本当の美しさを表すことはできません。

 何だか、たたずまいが美しいな〜と感じる雰囲気美人は

姿勢と動作、所作がきれいなのです。

立ち方、座り方、お辞儀の仕方、バッグの持ち方、

歩き方、物の拾い方、ものの渡し方・・など、私たちの

日常には、様々な動作、所作があります。

その行動に、お相手を敬う意識、自分を大切にするための

意識があるかないかで、印象もかなり変わってきます。

 今日はマナーレッスン。

基本の立ち居振る舞いののポイントをお伝えし、

実践もたくさんしていただきました。

本当に、ほんのわずかな違いを知っているのと

知らないのとでは、ガラリと印象も異なります。

 姿勢美人。それは女性に限るものではありません。

男性も女性も、大人も子供も、

正しい姿勢は、人として、落ち着いた心で

心地よい空間を作り出すためのとても大切なあり方です。

是非、姿勢美人になって、

素敵なコミュニケーションをとれるようにして

参りましょう。

 

 流れに振り回されないために・・

 今を冷静に見ること。

目の前のことをしっかり把握すること。

自分を見ること。

振り回されないためには

腰を据えること。

そして大事なのは、いつも謙虚でいること。

大それたことではないけれど、

そういう目の前の小さなことに目を向けることが大切なのです。

 

 本日は、テーブルコーディネートレッスンでした。

生徒さま達に、各々が決めたエレメントでコーディネートも

して頂きます。意外と難しく感じてしまうのは

エレメントのイメージが周りのものや似ているものに

惑わされてしまうから。

しっかり目の前のことを見て、

自分自身を見つめることが、やはりここでも、

必要になってきます。

 人生も、流れに振り回されず

自分軸を確認しながら過ごしていると、

様々なチャンスも巡ってきます。

冷静に今を見極める力を常に持てるように

意識して参りましょう。