おもてなし・マナー

 余韻を楽しむことも大切です

 本日午後は、テーブルコーディネートレッスン。

連日の暑さの中、足を運んで下さる生徒さま達に

感謝の気持ちでいっぱいでお迎えするため、

お玄関のお花やテーブルフラワー、そして

テーブルコーディネートも涼しそうで爽やかな

雰囲気にいたしました。

 私たちの心は、五感で受けるもの全てから

影響を受けますので、視覚的要素のみならず、

流れる音楽、お部屋の温度、香り、そして

口にするものを少し工夫するだけで

心地よくなるものです。

逆に、それらに全く無頓着でいますと、どこか

バランスを崩してしまったり、心が落ち着かなかったり

するのです。それはどのような場所でも同様です。

 今日生徒さまとお話をしていて、先日鑑賞した

オペラの話題になりました。

時に舞台やオペラなどを観たり、音楽を聴いたりした後、

ちょっとネガティブな発言をする方がいらっしゃいますが、

せっかく余韻にひたっている方への配慮がなく、とても

残念に思います。余韻を楽しむ時間というのも

私たちにとって、とても大切。

観劇や音楽鑑賞だけでなく、レストランでのお食事や、

友人とのおしゃべりなど、何かをした時、

それ自体が終わった時点で終わりなのではなく、

家に帰るまでが、その事柄を楽しめる時間だと言っても

過言ではないわけです。

ですから、他人のその貴重なひとときを壊すような

ことは避けたいですね。マナーの1つでもあります。

 ですから、私もレッスンなどをやっていて、

レッスンが終わった時が終了なのではなく、

最後、お見送りするまで、満足して頂ける状態を

保てるように心がけ、そのために、

お迎えし、お見送りするお玄関、お庭なども整え、

私自身が口にする言葉、立ち居振る舞いなども

最後まで気をつけたいと思っております。

 ぜひ余韻も大切に・・。

 

 マナーは思いやり

 私たちは、様々な場面でマナーが必要なことが

あります。

でも、これって、本当はどうしたらよいのだろう、

と悩む時もあり、何となくこうかな〜でその場を

しのぐ場合、周りの人をそれとなく観察しながら

真似をしてみたり、あるいはネットなどで調べてみたり、

とあやふやな部分がある方も多いかもしれません。

 でも、マナーって、つきつめると・・根本は、

お相手に対する思いやりです。

その思いやりの心を振る舞いや言葉などの

形で表したものなのです。

決して、堅苦しいものでもなく、難しいものでもなく、

全てお相手のため、一緒にいる方たちと心地よく

過ごすためのものだと分かると、

決して、自分が恥をかかないためのものではない、

ということも納得できるかと思います。

 今日は、身内の結婚式がありました。

結婚式に出席したのは、とても久しぶりです。

とても素敵な会場で、幸せに満ちた空間に

居られましたことは、私自身も幸せな気持ちに

なるものです。

 結婚式でも、その素敵な空間を大勢の方々と

共有するのに、周りに不愉快な思いをさせては

いけないので、ドレスコードやテーブルマナー

などがあるわけですから、そこで自信を持って

スマートに、そして心地よく過ごせるとよいですね。

 そして、それは色々な場面で共通する大切なこと

でもあります。

人と人との関わりの中で、コミュニケーションや

マナーというのは、どなたにとっても

必要なことなのではないかと改めて感じました。

 それにしても、若いって良いですね。

可能性に満ち溢れていて、素敵なエネルギーも

たくさん頂きました。

 

 

 

 

 

 

 ゆるゆるでも継続すると力になる

 期限が決まっているわけではなく、

好きでやっているもの、一生かけて

身につけたいものなどがあるかと思いますが、

途中、止むを得ずストップする期間が

たとえあったとしても、諦めずに続けていると、

必ず力になるものです。

やはり続けるということがとても大事。

 今日はテーブルコーディネートのレッスンでしたが、

今日の生徒さまたちにとっては最後のレッスン。

本当に長い間通って下さいました。

とても有り難く思います。

通常よりゆっくりめのペースで進んでおりましたため、

一通りのコースを修了するのにお時間がかかった

わけですが、それでも通い続けて下さり、また、

コーディネートのポイントをしっかりと

身につけて下さいましたので、最終日ともなると

本当にお上手で、感激いたします。

継続が力になっていらっしゃることが

とても素敵だなと思いました。

 「継続は力なり」とは、

本当に昔の人は的を射たことを言われるなと

ことわざを見るといつも思います。

継続するというのは、言葉でいうのは簡単ですが、

意外と難しいもの。

でも、続けることにより、スキルだけでなく

自信もつきますし、自己肯定感も高まります。

 私も忙しくて、なかなかできないものも

たくさんありますが、ゆるゆるでも続けていき、

少しでも力にすることができれば良いな

と改めて思いました。

 

 

 やはり「人」

 今日は様々なお店を手がけている、ある会社に

打ち合わせに伺ったのですが、

初めてお目にかかる社長様とお話をしていく中で、

是非、お手伝いさせて頂きたいと思った理由の1つが

会社のブランディングをこれから強化していく上で、

まずは「人」をしっかり育てていきたいと仰ったことです。

 企業や団体などの接遇研修で、

年間スケジュールの1つとして、とりあえず基本マナーを

形だけやるスタイルですと、やはり上辺だけのものに

なってしまいがちです。  (その後の社内での

フォローアップにも依りますので、一概には言えませんが)

でも、私がどの場でもお伝えしたい根本のところ、

「人」としてどうあるべきか、ということを

意識されているところは、マナーは自然に後から

ついてくるものです。

ん〜〜自然というと、少し語弊があるかしら。

マナーを学んだ時に、す〜っと中に入り込み、

習慣になりやすいということです。

 会社のブランディングは個々のブランド、

パーソナルブランディングが出来ていないと

成り立ちません。

街に、全く同じ商品を、もし同じお値段で

売っているお店が複数あった時、

消費者はどのように選ぶかと言えば、

やっぱりあの店長さん、あのスタッフの方達が

いるところに行こう!と無意識レベルでも

思うわけです。

建物が立派でも、置いてあるものが良くても、

あるいは提供するサービスが良くても、

その価値は、サービスする人の人柄、人間力、

そしてコミュニケーション力に大きく左右されます。

私もお伝えする立場として最善を尽くし、これから、

こちらのスタップの方々とご一緒できることを

とても楽しみにしているところです。

 

 はじめの一歩

 どんなに大きく成功している人にも

どんなに今活躍している人にも

必ずある「はじめの一歩」

突然100歩先まで飛んで行ったのではなく、

はじめの一歩があって、そこから着実に

進んでいるわけです。

華々しく、輝かしく見えていたとしても

それは、地味な一歩一歩、あるいは

ものすごく大変な努力を重ねる一歩一歩

があるからなのです。

とても生き生きとしていて、楽しそうに見えると

(実際、確かに楽しんでいるはず)

自分と比べてしまい、そのキラキラがあまりにも

眩しく、そして羨ましくも思えたりするかも

しれませんが、それぞれ違う歩みなのである

ということを理解し、それぞれの一歩一歩を

比べることはできない、ということを

認識しておくことが大切です。

 だれにでもあるはじめの一歩。

今日、私は、かねてより作りたかった

会社エクラ・エテルネルの「LINE@」を

作ることができました。

アナログタイプで、こういうことが苦手な私が

作ったということは、他の方には何でもないことでも、

私にとりましては、大変大きな一歩なのです。

そしてここから、次の二歩目に行くのには、

少々難儀な気がいたしますが、また少しずつ

色々なことをやりながら、進んで参りたいと思います。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。

 もうすぐ春

 ここのところ肌寒い日が続いておりましたので、

少し春が遠のいてしまったような感じがしますが、

本日は、とっても春らしいお花束を頂戴し、

そのお心遣いに、心温まる思いが致しました。

そして、久しぶりに行いましたテーブルコーディネート

レッスンでも春をテーマに。

やはり「春」というのは、新しいチャレンジ、門出、

湧き出るエネルギーや優しさなど、希望に満ちた

イメージがあるので、とても良いですね。

心も明るくなって参ります。

 都内はこの肌寒さのため桜を楽しむ期間が例年より

長いかもしれませんので、それも嬉しいことですね。

いわきはこれから。

楽しみです。

「あしひきの山桜花日並べて

   かく咲きたらばいと恋ひめやも」(山上赤人)

今、大いに話題の万葉集から。

このように咲くのが何日にも及ぶのなら、

どうしてひどく恋い焦がれよう、とその花期の短さを

嘆きつつ、だからこそ強く身に迫ってくる桜花の

美しさを称えています。(井上さやか解説)

 当時「桜」と呼ばれるのは、ヤマザクラのことの

ようですが、いずれにしても、美しいお花を

愛でる日本人の心を、歌に表すという日本文化は

すてきですね。

 ちょっと足踏みした春の訪れ。

心踊る季節です。

 それぞれの色で、それぞれの咲き方がある

 今年はまた特に忙しかったのと、

お花の苗を売っている近くのホームセンターが

閉店してしまったのと、様々なタイミングが合わず、

この20数年で初めて、お庭のお花をきらしてしまって

いましたが、スキマ時間で、ようやく一部を

プランターに植えることができました。

ビオラとパンジー。

それぞれお花の大きさは違いますが、

どちらも可愛い。

色も様々な種類があって、どれもそれぞれの表情が

愛くるしい。

これから寒さを乗り越えられる強さもあり、健気です。

どれが優れているとか、どれが一番というものはなく、

それぞれの咲き方があるのです。

 本日のデーブルコーディネートレッスンでも、ちょうど

座学のテーマが花装飾について。

フレッシュフラワー、プリザーブドフラワー

アーティフィシャルフラワーと種類があり、さらには

色味、トーン、アレンジの形で、

印象が大きく変わります。

でも、どれも素敵。

 人間も一緒ですね。

それぞれの場所や目的に合わせて、そこにふさわしい

振る舞いもでき、そして自分らしさを失わずに

自分自身のあり方を大切にしながら魅力を出していく。

それぞれの色で、それぞれの咲き方があるのです。

 

 

 マナーは思いやり

 様々な場に出ればでるほど、

マナーの多様性、必要性を感じます。

やはり、集まる人も違えば、集まる場所も違うと、

マナーも臨機応変にしていかなければなりません。

決められたルールはありますが、

最終的にはお相手を思う思いやり。

車に乗るときとか、お食事をするときとか、

エレベーターやエスカレーターを使うとき、

そして公の場でもプライベートでも

様々なシテュエーションでマナーが必要に

なってきますし、その時々に応じた振る舞いが

大切です。

もともとその決められたマナーがあるのも

人と人とのコミュニケーションをスムーズに

するためや、お相手が心地よく感じられるように

するための思いやりを形にしたから。

ですから、マナーは自分のためではなく

周りの方のためです。

自分が格好良くするためでもありません。

そう考えると、臨機応変も的確にできるかも

しれませんね。

 

 おもてなしの心

 本日、社団医療法人養生会かしま病院主催の

接遇特別講演会に行って参りました。

数ヶ月前にお声をかけて頂いてから、

とても楽しみにしていましたこの日。

「いのちの現場とおもてなしの心

  〜医療従事者における接遇とは〜」

と題してご講演されましたのは、

元リッツ・カールトン日本支社長でいらっしゃる

高野登先生です。

私は以前から、何冊もご著書を拝読しておりましたが、

まさか直接お目にかかれる日が来るとは

夢にも思っておりませんでしたので、感激!!!

 サービスとおもてなしの違い。

そして一期一会のためにできること。

お相手のために想いを届け続けるにはどうしたらよいか。

そのために、自分の人生を自分で作っていく大切さ。

リーダーとして、関わる人の可能性に気づけるアンテナを持ち、

それを生かせるような場を作ること。

想像力を高めて、お相手のために行動できる想像力を磨き、

おもてなしの心を行動として形にすることこそ、

どのような時代が来ても、人間にしかできないことであり、

大事にしなくてはいけないことなど、

とても深く濃い内容のお話で、全てが心に響きました。

 細かくは書ききれないのが残念ですが、

心の筋肉、感性の筋肉を鍛え、

一生をかけて人格を磨いていくのが「仕事」であり、

その働くという崇高なものに、

おもてなしの心が育まれていく。

どの分野でも、共通して言えることだと思います。

素敵ですね。

 和の立ち居振る舞いと日本人の心

 マナーというと、テーブルマナーやビジネスマナー、

あるいは日常的なマナーを思い浮かべることが

多いと思いますが、プロトコールマナーと言って、

世界共通のマナーもあります。

日本だけでなく、どの国に行っても、

文化や言葉の違いを超えて、自他ともに

気持ちよく過ごせるように作られたものです。

そして、もちろん、日本独自のマナーもあります。

それは、古来から、日本人として受け継がれたもの、

日本の心を大切にしてきたものです。

日本料理のマナーもありますし、

和室での立ち居振る舞いもそれに当たります。

 本日は、和のマナーレッスンを行いました。

現代の住宅事情ですと、段々、和室があるお宅も

減ってきているのは事実ですが、

それでも、私たちが全く畳のあるお部屋に

入ることがないかと言うと、そうではありません。

日本料理店や、旅館、どなたかのお宅に訪問した際に

和室に通されることもあるかもしれません。

 そのような時に大事なのが、和の立ち居振る舞い。

襖の開け閉め1つをとってみても、

これがスムーズに美しくできると素敵ですね。

どうして素敵に見えるかというと、そこにも

日本人の察する心が表れているからです。

ここでは細かく書くと長くなりますので割愛しますが、

哲学者の和辻哲朗氏は、襖について次のように

定義しています。

「襖は、それをへだてとして使用する人々が

それをへだてとして、相互に尊重し合うときにのみ、

へだてとしての役割を果たすへだてである。」

 開け方、締め方、というやり方だけにとらわれると、

全く意味のないものになってしまいます。

お部屋に入る側と入られる側の思いやりの心があってこそ、

襖、あるいはその美しい襖の開閉が、

はじめて意味を為すわけです。

和のマナーレッスンをやりますと、

日本人のお相手に対する思いやりと奥ゆかしさは

本当に素敵だなといつも感じております。