きらきらと輝く氷の結晶。植物などの上に見ると、寒さに耐えるその葉がちょっと可哀想に思えます。
「霜」。昼間に大気中に含まれていた水蒸気が、夜になって気温が下がると、植物や地面の表面に付く
氷の結晶です。地表に見える霜柱との違いは、空気中の水蒸気が凍ったものか、地中の水分が毛細管現象
によって地表に上がりながら凍ったものなのか、ということです。
霜の結晶の形は様々。針状、羽根状、うろこ状、枝状など。でもやはり、雪の結晶のような霜が綺麗です。
光に反射して輝く氷の結晶は神秘的。自然が生み出す芸術ですね。それでもどうか、あまり植物の上には
霜は降りませんように・・と願いますが、昨日、盛岡では、初霜が観測されたそうです。
朝夕は冷えこみ、冬に近づいてきている感じがします。
今日は二十四節気の「霜降」。まさに、早朝に霜が降り始める頃です。
皆さま、お風邪など召されませぬようご自愛下さいませ。