人に何かを伝える時、言いたいことがあればあるほど
思考がまとまらず、まとまらないまま話し始めると、
本当に伝えたいことが、伝わらないで終わってしまいます。
・・それで、結局、何? とお相手に思われてしまったら
元も子もありません。
それを避けるためには、 言葉が口から出る前に、
まずは、話したいことを自分で知っておくことが大事です。
先日、国語脳トレーニング教室の卒業生が、
中学2年生になって、我が家を訪ねてきてくれました。
何でも、弁論大会(日本語)に出るのだそう。
それなので、それまでの指導をすることになりました。
弁論大会ではもちろん、準備段階で、一番何を伝えたいかを
まず自分が知る、ということが大事です。
でも、これは弁論に限ったことではなく、
日常生活でも、ビジネスでも同じ。
ひとりごと以外・・。必ずお相手がある場合は、
自分の意思を的確に伝えるために、
自分自身が話す内容を理解している必要があります。
頭の中で要点を整理して、
まとめてから話す習慣があると良いですね。