色彩心理をうまく利用する

「STAY HOME」がかなり浸透し、皆さまお家で

過ごす時間がかなり長くなってらっしゃると

思いますが、その時、どのような格好をして

いらっしゃいますか?

どこにも出かけないから、誰にも会わないから、と

あまり着るものに気を配らないでいらっしゃいますか?

色よりも素材を重視したり、お家の中で過ごしやすい物を

選ばれていることも多いかもしれませんが、

色彩心理で、潜在意識下にある色を無意識に選んで

いるということもあるかもしれません。

やはり、ネガティブな感情が強い時は、

地味で暗い色を選んでしまいますし、

ポジティブな感情の時には、

明るい色を選ぶ傾向があります。

選ぶ色が心の状態を表しているということなの

ですが、それを逆手にとって、外側から色の影響を

受けられるようにして、鬱々とした気持ちなどを

少しでも明るくする、という方法もあります。

だからと言って、いきなり普段着ないような

赤やオレンジなどの強い色を着ることは

できないと思いますので、そこを柔らかい色の

パステルカラーや明るいけれど薄い色などを

少し身につけるとか、あるいは、身につけなくても、

お部屋の中に明るい色の物を置くだけでも

とても効果があります。

ピンクは優しさを、オレンジは会話が弾む雰囲気を、

緑はストレスを緩和して心の安らぎを、青は冷静に、

白は清潔感を漂わせ、赤はもちろん気持ちを前向きに

してくれます。

 あまり自分の気持ちと色の持つ意味とのギャップが

ありますと、かえって負担にもなってしまいますが、

上手に生活の中に取り入れますと、心の安定に

役立たせることもできるのです。

身に付けるもの、インテリア、お花などの色に

意識してみて、長く居なくてはいけないお家の中で

少しでもポジティブな気持ちで過ごせるように

工夫してみて下さいね。

 私が今、お玄関に飾っているお花は

オレンジ色のバラとクリーム色のトルコキキョウです。

オレンジ色は健康的な色でもありますので、

気持ちを明るくしてくれますが、オレンジだけですと

強く感じますので、クリーム色を混ぜることにより、

そこに落ち着きをもたせます。

良い感じです。

 

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