よい聞き手になるためのポイント

 「話し上手は聞き上手」とよく言われることが

ありますが、お話しをするのが本当に上手な人は、

自分の話したいことだけを一方的に話すのではなく、

人の話をよく聞いて自分の話をするので、

聞いている人がもっと聞きたいとか、

楽しいと感じられるようなお話しができるので

そのように言われるのですね。

 また、お相手が最初から何か話したいと思っている

のであれば、そのことにしっかりと耳を傾けてあげる

こともとても大事。

その時には、お話を聞いていますよ、ということが

お相手に伝わるようにしないといけません。

無表情だったり、あまりリアクションがなかったり

目がキョトキョトとしていますと、本当に聞いて

くれているのかしら、という印象を与えてしまいますから

聞く時の態度というのも大切です。

 ポイントは3つ。

まずはうなづき。

うなづきは、何度も首をふるようにしますと、

落ち着きのなさが感じられますし、お相手のテンポと

合わないとなると、話しにくくなってしまいます。

ですから、うなづく時には、体ごと腰から上を

ゆったりと傾けるようにするのがポイントです。

 そしてあいづち。

あいづちはうなずきと似ていますが、

うなづきは身体表現だとすると、あいづちは

音声表現です。

「はい、はい、はい、はい・・」とか

「そうなの?」「ふう〜ん」などというリアクション

では、お相手の話をする気が削がれてしまいます。

言えばよいというものでもありませんから、

うなづきと共にタイミングよく、ペースを合わせて

反応しながら聞くことが出来ると良いですね。

 最後にアイコンタクトです。

日本人はアイコンタクトが苦手だと言われますが、

これは会話の基本ですから、凝視する必要は

もちろんありませんが、聞いているという誠意を

示すためにも、時々目線を上手に外しながらも、

基本はお相手の目を見て聞くことが大切です。

 本日のヴォイス&スピーチレッスンでも、

発声の練習だけではなく、そのような聞き方の

ポイント、そして話し方のポイントなども

お伝えいたしました。

人前に出る時だけでなく、日常の会話の中で

やはりいつでもお相手のお話にしっかりと

耳を傾けられるようにして参りたいですね。

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