「今日が最後の日だと思って生きる」というのはどういうことか

 スティーブ・ジョブズの名言の1つ

「今日が人生の最後だとしたら、今日やることは本当に

やりたいことだろうか?」

これを聞いて、自分自身に問いかけた方はたくさん

いらっしゃることと思います。

そして「今日が人生最後の日だと思って生きよう」と

言われる方も多くいらっしゃいます。

自己啓発の世界では特に多いですね。

 今、世界的パンデミックから始まり、戦争、

そして東日本大震災から11年を迎え、

命というものを改めて大きく深く考える時であり、

自分自身の生き方に向き合っていく時でもあります。

でも、もし今日が人生最後の日だったとしたら、

今やっていることが本当にやりたいことかどうか

と問われたら、私はもちろん違います。

そんなに毎日、やりたいことばかりをやっている

わけにはいきませんし、それでは未来には

繋がらないからです。

 今日が人生最後の日だと思って生きるということは、

自分に正直に、どのようなことに対しても、

全力で精一杯生きることなのかな、と思います。

今日という日は、人生の点ではなく、

明日へと繋がる線の一部、通過点です。

それならば、やはり、今日という日だけを考えるのではなく、

明日の自分のために何ができるのか、

1ヶ月後、1年後、5年後の理想の自分であるために

今の自分は精一杯生きることができているだろうか

ということを考えることが大事です。

 人は様々な名言に刺激を受けたり、周りの方々の

言葉に影響を受けます。

私も本を読んだりしながら、様々な言葉により

モチベーションが上がったり、インスピレーションを

得たりしています。

でも、より自分を向上させるために大事なのは、

自分の行動を自ら変えていくこと。

素晴らしい言葉に触れ、それに頷き、行動しない人。

素晴らしい言葉に触れ、それに気づきを得て行動する人。

人は大きく2パターンに分かれます。

 でも、行動して結果を出していく人は、もしかして、

素晴らしい言葉によって行動するというよりも、

それが単にほんの僅かなきっかけとなっただけで、

その言葉があっても無くても、自分自身で行動を

どんどん変えていく人なのかもしれません。

それは「今日が人生最後だと思って生きる」という

意味を本質的に分かり、悔いのないように生きている

からなのだと思うのです。

 命の長さは人生の質とは全く関係がなく、

最期まで、ありたい自分で全うできるかどうか。

そういうことが大切なのだと思います。

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