生きていれば、誰にでも多かれ少なかれ
ストレスというものはあるものです。
ストレスというのは、何かしらの刺激に
よって、心身に生じるゆがんだ反応、
つまりストレス反応のこと。
その何かの刺激が自分のフィルターを
通った時に、苦痛を感じてしまうのか、
それともそれを糧にして更に成長できる
ものだと捉えられるのか、二手に分かれます。
そのフィルターを通る時に「思い込み」
が強ければストレスに感じやすくなり、
弱ければストレスと感じずにすむわけです。
思い込みが強いと、こうあるべき、とか
こうでなくてはいけない、という自分の
基準を強く持ち、物事や人に対してそれを
柔軟に広げることができないために、
視野や思考の枠も狭くなってしまいます。
視野や思考の枠が狭くなれば、それだけ
その枠の外で起きたこととの違いを
受け入れられずに、怒りや焦り、不満を
抱くようになってしまうのですね。
それがストレスになるわけです。
人間関係のストレスもコミュニケーション
において、思い込みによる客観的事実との
ズレによって生じる場合がほとんど。
ですから、事実を見極めるためには、
まず、私たちは情報を他人に伝える時、
無意識のうちにその情報の「省略」「歪曲」
「一般化」をしているということを
知っておくだけでも、捉え方が変わって
参ります。
人は話をする時に、自分が持っている
情報の全てを言葉にしているわけではない
ということ。(省略)
人は事実をありのままに伝えるのではなく
自分が理解し解釈をした情報を言葉に
しているということ。(歪曲)
人は一部の出来事を全体に当てはめて、
自分自身が決めつけた思い込みを話して
いることもあるということ。(一般化)
私たちが発している言葉からは、
実は多くの情報が欠落していきます。
それは無意識のうちに行われているため、
伝えている人も気づいていないのですが、
私たちは常に自分の発する情報や受け取る
情報にはこの欠落が生じているということを
頭に入れておき、思い込みで物事を捉える
のではなく、客観的な事実を捉えるように
していくと、ストレスを感じにくくなるはず
です。
ネガティブなストレスを抱え込まず、
コミュニケーションでも、思い込みの枠を
少しずつ広げていって、お互いの関係を上手に
築き上げながら、成長して参りたいですね。
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