昨日、娘とバレエ「くるみ割り人形」を観て参りました。
松山バレエ団のそれを、もう20回ぐらい観ているのでは
ないかしら。
クリスマスシーズンの恒例の楽しみの1つです。
もちろんストーリーは同じ。舞台構成やお衣装などが
大きく変わることもありません。
それでも、毎回同じような舞台を、飽きもせず、
楽しく観ることができるのは、やはりその都度、
新しい発見や気づきがあるからだと思います。
今回は、60歳を超えてもなお、現役で踊り続けられる
森下洋子さんの踊りの奥深さを感じました。
同じものに何度も触れる。
これは、本当に意味があると思います。
同じ絵を何度も見ると、その都度、違う視点から、
鑑賞することができます。
同じ本を繰り返して読むと、新たな気づきが必ずあります。
また、その時の年齢、その時の気持ち、環境によって、
解釈が異なるのです。
ですから、繰り返しには面白さがあるのですね。