出かける時によく忘れ物をする私。
宿泊の時も、いつも荷物を直前にばたばたと
詰め込むので、あっと後で気づくことがしょっちゅうです。
次の日の大事なコンタクトレンズや、新幹線の切符、
夜に必要なめがね、そして今回は
お化粧品の1つ。マスカラ・・。
今日は仕方がなく、目力弱く出かけました。
このそそっかしさは、お仕事の時は細心の注意を払い、
他の方に迷惑のかからないようにしますが、
日常では茶飯事なので、もう仕方がないと
思っています。
どうして自分はこうなのだろう。
どうして完璧に準備ができないのかしら。
明日の準備をする、忘れ物をしない、なんて、
小学生の頃から言われている最低限必要なこと
じゃないの?とそれができない自分を
否定したらきりがないので、
否定せず受け入れています。
言い訳ではないのですが、
でも、完璧な人はそういないわけです。
今日、TED で、植松努さんのスピーチを聴きました。
「NASAより宇宙に近い町工場 僕らのロケットが飛んだ」
の方です。
TEDは日本語のスピーチもあるのですね。
これがとても素晴らしく、たくさんのメッセージに
感動したのですが、その中の1つ、
「人は足りないから助け合える」というのが
ありました。
足りないところがあっても責める必要もなく、
できないからといって、卑屈になってもいけません。
それぞれが自分ができることを精一杯やって、
みなで助け合えばよいのです。
ですから、人との出会いには意味があります。
そして、できない自分を受け入れて、認めると
他人にも優しくなれます。
忘れ物だけではなく、まだまだ足りない私は
いつも皆さまに助けられているのだと
改めて思いました。