「考える」習慣があると、いざという時に慌てない

 私はどちらかというと、感覚というのを大事にしていて

感覚で生きているところがありますので、

ブログでも「五感」とか「感じる」ということを

よく書いておりますが、それだけでは見えないことも

たくさんあります。

身の回りのことでも、少しだけ深く「考える」ことで、

今まで全く気づかなかったことが見えてきたり、

それが大きなことではなくて、本当に些細なことであっても、

それに気づいたことで、目の前がまた開けてきたり、

1日1日がより豊かに生き生きとすることもあるのです。

 「思考」にばかりに囚われてはいけませんが、

「考える」という行為は、子どもにとっても大人にとっても

生きていく上で重要なのは、どのような境遇、環境であれ、

自分の身の回りにある問題、自分が向き合うべき問題が

世の中にはたくさんあるからです。

 成長段階では、新しいもの、新しい出会いにより、

新鮮な世界に入っていけばいくだけ、そこには

深い問いがたくさんあります。

大人になれば、理想と現実とのギャップに悩まされたり、

様々な避けられない環境に身を置くことにより、

(まさに今の状況もそうですね。)

苦悩や切実な問いに立ち向かわなければいけなくなります。

 私たちの人生は、常に問いで溢れていると言っても

過言ではないわけです。

そのような時に、やはり感覚だけではわからないこともあり、

また、越えなければいけない問題を解決するには

「考える」ことが大いに必要になってきます。

外から迫る問い。自分の内から湧き上がる問い。

先日お伝えしたような、あえて自分自身に投げかける問い。

それらに対して、他人に任せているだけで、

誰かが答えを出してくれるのを待っていてはいけません。

やはり自分で「考える」習慣というのが重要なのです。

そうすれば、いざという時に慌てることもありません。

たとえその時に上手く答えが出なくても、

それはそれで、自分自身にとって意味ある糧になります。

あとはそこを「感覚」でカバーしていけば良いのです。

 今日は風が少し強い1日でした。

まだ肌寒さを感じるので、外に出ました時に震えましたが、

その時、その冷たい風が運んできてくれたのは

沈丁花のほのかに甘い香り。

とても幸せな気持ちになり、感覚MAXです。

結局は「考える」ことと「感じる」ことの

バランスを保つことが大切ですね。

 

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