言葉のマナーも大切です

 新年度に向けて、新たなお仕事に就く方や

新任地で気を引き締めていかなければ・・と

感じている方は尚更、今はちょうどマナーを

意識する時期でもありますね。

でもお仕事をされていなくても、日常の中で

これはどうしたら良いのかしら、と思うことも

あるでしょうし、知らずにマナーに即していない

ことをやってしまっていた・・と後から分かって

冷や汗をかいたということもあるかもしれません。

 しぐさや立居振る舞い、目に見えるところで

お相手が不愉快にならないようにすることは

とても大切ですが、同じように、言葉遣いも

とても注意が必要です。

その中で、敬語もまた古くからとても重要な要素に

なっています。

それだけ難しいと感じている方も実は多く、

若い方達に至っては、なかなか上手く使えないし、

そもそも知らない、という方が多いのが実情です。

会話の中ではよほど失礼なことを言わない限り、

敬語が多少間違っていたからと言って、

その関係が壊れるということはありませんが、

やはり、社会人として人と関わる時に、正しい敬語を

使える方がより信頼関係を築きやすくもなります。

 では、どうして正しい敬語を使わなくては

いけないのでしょう。

それは、お相手に対する敬いの気持ちを表現するため。

そして尊敬語、謙譲語、あるいは丁寧語を織り混ぜて、

その言葉遣いで話している人の品位が分かります。

正しい敬語を使っていれば、信頼感を得られやすいですし、

お相手方が話されている敬語を聞くと、

その立場や上下関係が分かる場合もあります。

 でも実際は、尊敬語と謙譲語が混同されていたり、

二重敬語になってしまっていたり、はたまた

全く敬語が使われずに話されているのを耳にしますと、

いくら言葉は時代とともに変化するとは言え、

もう少し、日本語というものを丁寧に扱い、

しっかりとお相手に対する尊敬の気持ちを言葉で

上手に表すことが当たり前のことであって欲しいと

思うのです。

 敬語というのは一朝一夕で身につくものでは

ありませんから、常に言葉を使う時に意識することが

できると良いですね。

レッスンでも生徒様には様々な気づきがあったようで

良かったです。

是非、日々の生活の中で生かして頂きたいと思います。

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