〜復興〜

 自然の力に私たち人間は到底抗えず、

時に癒され、時に甚大な自然災害により

大きな苦しみや悲しみをもたらします。

それでも、人間の力というのも素晴らしく

多くの叡智の結集により、そこから光を

見出して人間らしさを取り戻し、

「復興」を成し遂げるのです。

 2011年3月11日、東日本大震災によって

街が広く一変いたしました。

あれから12年以上もの月日が流れ、

日常を取り戻した人、まだ元には戻れない人、

様々な方達の今の日常がある中で、

もう1つ、今なお進行中の大きな問題、

福島第一原子力発電所の廃炉があります。

 本日、震災後初めて視察に行って参りました。

現場の作業員の方々の日々のご努力により、

現在は、防護服を着ることなく、

原子力発電所1〜4号機の間近まで行って

現状を見ることが出来るようにまで

なっています。

どなたも写真ではご覧になったことは

あると思いますが、凄まじい状況を

目の前で見ることによって感じるもの、

そしてその復興の過程を間近で見て、

どれだけの方々がここに懸命に携わって

努力をされているかと思うと、

一言ではとても言い表せないものが

あります。

この10年余りで大きく環境が改善して

いるのを肌で感じました。

 廃炉には40年ほどかかります。

それは、燃料取り出しに始まり、

燃料デブリ(燃料が溶けて様々な構造物と

混じり合って固まったもの)の取り出し、

汚染水から放射性物質を取り除き、

処理水の処分、そして、廃棄物の処分や

原子炉施設の解体まで、多くの工程を安全に

着実に進める必要があるからです。

 1〜4号機の原子炉建屋の現状を見て、

そして、様々な廃炉に向けた施設や状況を

目にしたり、また、処理水のこと等を伺い、

本当に有意義な時間になりました。

私は福島県におりますから、身近では

ありますが、それでも知らないことも

もちろん沢山あり、これが、少し離れた

ところからこの福島第一原発のことを

見た時に、ほんの僅かな情報で、

判断、あるいは批判、風評があっては

ならないと改めて感じました。

 処理水に含まれるトリチウムというのは

水素の仲間で、自然界にも広く存在する

放射性物質です。

雨水や海水、水道水などに含まれていて

体内に入ったとしても、蓄積されることなく

水分と一緒に体外へ排出されます。

 ですから、世界各国の原子力施設が

安全基準を守った上で通常、処分している

ものなのです。

その処分量は日本は世界に比べて桁違いに

低い水準。

ですから、その状態で行っている

ALPS処理水の処分というのは、廃炉と

福島の復興に不可欠な作業であるわけです。

 福島第一原子力発電所に近づくことも

怖いと仰る方もいらっしゃいますが、

現在では学生さんや海外からも含め

年間1万人以上の方々が視察に来られる

ほどになりました。

安全基準を満たし、厳重な検査等を通れば

どなたでも入ることができます。

年々、環境が改善されているそうですし

これから一層その一途を辿ります。

でも、それもこれも、そこで暑い日も寒い日も

毎日作業をされている多くの方々が

いらっしゃるからなのです。

それを忘れず、そして、この福島の復興を

見守って頂けましたら私も嬉しく思います。

 

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