箱根駅伝の総合優勝は、今年も青山学院大学でしたね。三連覇、素晴らしいです。走ることが大好きな
私は、青山学院大の選手に限らず、風を切って走る選手の姿を見ていて惚れ惚れしますが、たすきリレーの
ドラマにハラハラドキドキする方も多いことと思います。全てを見ている時間はないので、私はいつも
ダイジェストだけなのですが、それでも、どの選手もそれぞれのチームの中で喜んだり涙したりしている
姿はきらきらと輝いています。
その中で、青山学院大がこれだけ突出して強いのは、よくメディアで紹介されているように、原監督の
指導法に理由があります。
昨年、私も原監督のご著書「フツーの会社員だった僕が、青山学院大学を箱根駅伝優勝に導いた47の
言葉」を読み、納得するところが沢山ありました。
選手が自分で答えを導き出せる指導。考えるための材料は与えても、できるだけ答えは出さないで待つ、
ということ。そして考える習慣を身につけるようにし、監督は、少し離れた場所から本気で観察し、
わずかな変化をも感じるようにすること。これらは、教育、ビジネス、その他様々な世界で参考にし得る
ものではないかと思います。そして、指導者の立場にいなくても、自らいつでも論理的に考える習慣を
持つというのは私たちに必要なことなのではないかと、改めて感じました。
箱根駅伝にも学びと感動がたくさんあります。