本日はいわき市の公益財団の研修担当の方と、打ち合わせをさせて頂きました。
いわゆるマナー、接遇研修から、もう一歩踏み込んだ「話し方」についてのご依頼で、
私としましても力が入るところです。
コミュニケーションで大切なのは、マナーも勿論ですが、どのような場においても、人とお話をする
ことがあるならば、そこには必ず、声と言葉があり、それがとても重要な要素になります。
たとえば、「かしこまりました。」という丁寧な言葉を使ったとしても、「かしこまりました〜。」と
言ってしまったら、それはせっかくの敬語が台無し。
語尾を伸ばしてしまうだけで、全然かしこまっていない印象になってしまいますね。
言葉や態度に「かしこまる」というお相手を敬う気持ちが込められていなければ、その言葉は美しく
響きませんし、お相手に気持ちよく伝わりません。
口から出す言葉には責任を持ち、心を込めてこそ、お相手の心にまで届き響くのです。
そうすることで自他ともに心地よい空間が生まれ、スムーズなコミュニケーションが成り立ちます。
そしてそれが、お相手を思うマナーにもつながります。
あとは、どのように声を発して、どのようにその音を届けるのか。
「話す」ということは、日常的でありながら、奥が深いものでもあるのです。
担当の方が仰っていました。
お仕事を日々こなして、キャリアを積んだとしても、退職した後、自分自身に財産として残るのは、
やはり人と人との良い人間関係と、身についたコミュニケーションスキルなので、「話し方」というのは
とても大切だと思う、と。
マナー&コミュニケーションの重要性をお伝えしている私は、嬉しい限りです。