「傾聴」とは、簡単に言いますと、お相手のお話をそのまま受け止めながら耳を傾けることです。
ただ聞く、というだけでなく、「共感」して「受容」すること。
言葉で言うのは簡単ですが、これが、お相手によってなかなか難しい場合もあります。
まずお相手の感情を読み取るためには、
「どのようなことを言いたいのか。」ではなく「どのような感情を分かってほしいのか。」
という視点でお話を聞くことが大切です。
分かってほしい、共感してほしい、という思いを何とか引き出し、寄り添えれば良いですね。
本日は、いわき市の学校の先生方のお勉強会で、講師としてお招きを頂き、
「傾聴すること」についてお話をさせて頂きました。
また、他の分野でご活躍されている先生方とともにパネリストとしてディスカッションをし、
私自身も気づきがある大変有意義な時間でした。
私にこの役が務まるのかと少々不安でしたが、ご縁のある先生からお声をかけて頂き、
共に学ぶ機会を与えて下さいましたことを、本当に感謝しております。
どのような場面でも、どのようなお仕事場でも、人と人との関わりがある以上、
「聴く」というのは、とても大切なことです。
十四の心を持って耳を傾ける姿勢を私も常に持っていたいと、改めて感じた日でした。