お手紙は、自分の分身としてお相手に届ける敬意表現。
メールやLINE、メッセンジャーなどが普及して
お手紙を書くことがかなり減った現在でも、
日本や国際社会で、フォーマルな形式はやはりお手紙です。
そして、それが手書きであるほど、より敬意とお相手を
思う気持ちを届けることが出来ます。
(マナー&コミュニケーションスクール当教室でも
正式なお手紙の書き方をお伝えして参ります。)
そして、フォーマルではなくても、ちょっとしたお礼や気持ち、
近況などを伝えたい時でも、さっとお手紙を書くことが
出来たら素敵ですね。
頂いた方もとても嬉しく思われることでしょう。
日本の「紙」という呼び名の由来は「神」。
古来から、自然を尊び、神を信仰してきた日本人が
自然のエネルギー(樹木)により作られた「紙」を
「かみ」と呼ぶようになったと言われています。
ですから、そう思うと、お手紙を書く時の
便箋や封筒を心を込めて選び、お相手を思いやりながら
言葉をしたためるその作業と、そのひとときが
とても奥深く思えてなりません。
以前も書いたかもしれませんが、いつも、事あるごとに
近況報告をしている小学校時代の恩師がいます。
最近、本当に忙しくて、落ち着いた時間がなく、
便箋に向かうことが出来ずにいることが
もどかしく思っておりましたが、本日、改めてブログに
このお手紙の奥深さを書きましたので、近いうちに
恩師にお届け出来るようにしたいな、と思います。
想いを込めて・・。