私たちは、緊張している時はもちろんのこと、
少しきちんとしなくては、というような場面になると、
どうしても、身体に余計な力が入ってしまいがちです。
立ち居振る舞いのレッスンをすると、
どうしても皆さま緊張してしまうので、
まずは身体をほぐしてリラックスさせた状態にしてから
始めますが、それでも私の指導は型から入ったものなので、
私自身もどうしても力が抜けきらない部分がありました。
でも、本日、思いっきり身体をゆるめて歩く、
ということを体感して、また考え方が変わったように思います。
昨年10月に電子書籍をご一緒に出版されたお仲間の1人が
YURUKUウォークの考案者でいらして、
「歩くことは生きること〜生きる喜びをともに〜」
ということを理念に活動されています。
同じく出版された他のお仲間たちと集まり、丸一日、しっかりと
レッスンを受けて参りました。
長年の習慣で硬くなってしまった筋肉は、
ほぐすためのケアをしっかりして、
立ったり、歩いたりする時も、全身を緩めた状態で
バランスを無理なくとると、実はそれが一番安定した
身体の位置になっています。
型から姿勢を正そうとすると、一見きれいなように見えて、
実は身体が本来の位置になっていないため、
とても疲れてしまうのです。
心の状態も同じですね。
無理に整えよう、整えようとしても、本来の自分に添っていないと
心に負担がかかり、疲弊してしまいます。
やはりポイントは、心身ともにまずはゆるめる。
そこからスタートすると、
安定した日常生活、安定したお仕事、安定した余暇を楽しめる
のではないかと思います。
皆さまも何かを始める時、頑張ろう!と力を入れる前に
まず一度、心身の力を抜いてみて下さいね。