英語教室に通っている小学生が、先週末、
農家のおじいちゃま、おばあちゃまのお家に行って、
お米の種蒔きを手伝って来た、と話してくれました。
田植えの前の、種蒔き。
もちろん、手で蒔くわけではありませんが、
お米を育てる一番最初の行程からお手伝い出来るなんて、
素敵なことだなと思います。
お米は日本の大事な食物。
春に種を蒔き、苗を植え、夏の間にぐんぐん育つのを
見守って、秋には、たわわに実った穂を刈り、
この自然と食物の恵みに感謝をする。
これを肌で感じることで、食卓にのぼるごはんが
どれだけ美味しく、またありがたく思うことでしょう。
私たちは、その出来上がったお米を頂くことしか
できませんが、その子のお話を聞くと、
一粒一粒に込められている農家の方々の愛情を
大切にしなくてはいけないなと、改めて思います。
さあ私たちは・・
私たち自身の種を蒔きましょう。
小さな幸せの種を蒔き、大事に大事に育てる。
つまり・・
小さなことでも、自分のやりたいと思うことを
まずはポン、ポン、と軽くやってみて、
その実りを思い浮かべながら、じっくり行動して
いくのです。
種を蒔かないことには、その幸せもやってきません。
種を蒔き、苗をしっかり育て、
秋の収穫を楽しみにしながら、
今を丁寧に生活して参りましょう。