「声」というのは「音」であり、「響き」です。
ですから、ボソボソ・・と話すと、お相手にはなかなか
その声は届きません。はっきりとした声で、
しかもそれが「響き」のある声というのが
届く声のポイントの1つです。
「響き」があるというのは、決して、声が大きい
ということではなく、深みと広がりのある声。
先日、ヴォイス&スピーチレッスンに、高校生の女の子が
参加してくれて、姿勢や呼吸を整えるところから
しっかりとトレーニングを致しました。
笑顔の可愛らしい彼女も、最初は小さい声だったのが、
次第に自分でも変化が分かるぐらい
「響き」のある声が出るようになって、
とても喜んでくれました。
人の第一印象の9割は、声と表情。
見た目の印象を良くするのと同じぐらい、声にも気を配り、
少しでもお相手が心地よく、話す内容を受け取ってくれたら
コミュニケーションが、ぐっと良いものになります。
高校生のうちから、このようなレッスンに来て下さり、
私としても、とても嬉しく思いました。
これから大学生、社会人になっていく時、
きっと大きな自信につながるはず。
そう願いながら、今後のレッスンも一層熱が入りますし、
もっともっと多くの若い子たちにも
伝えて参りたいなと思います。