同じ方向、同じ場所、同じ高さから
物事を見ると、視野はとても狭くなりますし、
考え方も、価値観も、感じ方も、
いつも同じになってしまいます。
小さい子どもに話す時は、しゃがんで視点を同じ
高さにすれば、子どもの世界が見え、
高いビルや山の上から下を見れば、
地上で起こったもめ事や、悩みも小さく見え、
遠くから物事を見渡せば、それらを客観的に見ることが
できるのです。
私たちの居る場所は、狭く、小さいところ。
あえて、視点を大きく変えてみると、
考え方が柔軟になり、寛容にもなり、
また今までとは異なる新たな発見があるかもしれません。
もし、大きく変えられなくても、視点を変えるという、
ただそれだけを意識するだけで、全然違います。
自分だけの世界は本当に小さいもの。
少しずつでも見える世界を広げて参りましょう。
自分の悩みも、お相手の思いや考えも、
広い視野で受け止められれば、
そこに、思いやりの心も生まれるはずですね。