本日のマナーレッスンは「冠婚葬祭について」。
90分のレッスンでも、4つそれぞれのご説明を
すると、盛りだくさんで、生徒さまたちは
お疲れになってしまうかもしれませんが、
一気に行い、そしてその後、ティータイムで
少しほっとして頂きます。
人は一生の間に、様々な節目を迎え、
その節目の儀式を「通過儀礼」と言います。
「冠」とは、かつて元服の時に、冠をかぶせる
「加冠の儀」を意味していました。
今は、誕生から長寿のお祝いなども含めて
通過儀礼一般をさすようになりました。
(お宮参り、初節句、成人式・・など)
現在は。色々なことが簡略化されたり、
本来の意味が忘れられたりしていますが、
根底にあるのは、命の大切さや、
私たちを育んでくれた万物に対する感謝の心と
畏敬の念であること。
私たちは人として生を受けてから、
一瞬一瞬の積み重ねで今があり、
そして、今、この一瞬一瞬もまた
未来の自分を作っていきます。
ですから、命ある今を大切にして慈しみ、
人生そのものを大切にする心を
私自身も常に考えていきたいと思っております。