どんなに辛いことがあったとしても
どんなに上手くいかないことばかりだったとしても
人生は、自分の意味づけ次第です。
自分ばかりが過酷だと思えば、過酷なだけの人生に。
いつも運が悪い、と思えばその通りに。
でも、試練があるからこそ、成長があり、
辛い状況を知るからこそ、小さな幸せに感謝できます。
ヴィクトール・フランクルの著書に
「それでも人生にイエスと言う」というのがあります。
彼は第二次世界大戦中、ナチス強制収容所に
入れられましたが、自分でこのように意味付けしたのです。
生きていればいろいろあります。
別に強制収容所に入れられるわけでなくても、
辛いことは辛いですし、大変なことは大変なわけです。
でも、神様は何か大事なことを伝えたくて、
魂に様々な経験を与え、考えさせ、自分自身の存在の
意味を学んでいくようになっているのです。
私たちは、与えられた人生の中で、楽だけでなく、
苦しみも知り、自分自身と向き合いながら、
命尽きるまで、成長を重ねていきます。
その中で、苦しいことがあった時に
「それでも人生にイエスと言う」ことが出来れば、
命を全うできるのではと思うのです。